大好きな女優のひとり、ルーニー・マーラが主演だったので観ました
最後はハッピーエンドで本当によかったです
Overview –概要–
原 題 :The Secret Scripture
製作年 :2016年
製作国 :アイルランド
ジャンル:ヒューマンドラマ
上映時間:1時間48分
監 督 :ジム・シェリダン
原 作 :セバスチャン・バリーが2008年に発表した小説「The Secret Scripture」
メインキャスト:
ローズ – ヴァネッサ・レッドグレイヴ/ルーニー・マーラ
グリーン医師 – エリック・バナ
ゴーント神父 – テオ・ジェームズ
マイケル・マクナルティ – ジャック・レイナー
40年間もの長い月日を病院で過ごしてきた老女ローズ。
半世紀にわたって封印されてきた彼女の過去が、
今、1冊の聖書によって紐解かれる――
取り壊しが決まった聖マラキ病院。
転院する患者たちの再診のために病院を訪れた精神科医スティーヴン・グリーン(エリック・バナ)は、病院で40年間もの長い時間を過ごしてきたローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)を看ることになる。彼女は自分の赤ん坊を殺した罪を背負っていた。しかしローズは、その罪を否認し続け、自身を本名とは別の「ローズ・マクナルティ」と名乗り続けていた。
グリーン医師は、ローズが大切にしている1冊の聖書の存在を知り、彼女の過去に興味を持ちはじめる。ローズは何十年にもわたって、聖書のなかに秘かに日記を書き綴っていたのだ。そして彼女は日記を辿りながら半世紀前の記憶を遡り、グリーン医師を前に自分の人生を語り始める――
出典:映画「ローズの秘密の頁」公式サイト
以下はネタバレも含み、視聴した方向けに書いていますので、作品を視聴してからの閲覧をおすすめします
Opinion –個人的な感想–
愛が人生を狂わす
ハッピーエンドで良かった…と一瞬思いましたが
逆にこんなに悲劇になる必要があるのだろうか、とも思います
すべてはゴーント神父の嫉妬心が元凶だと思うと恐ろしいです
結婚した時点で諦めて祝福してあげればよかったものを…
もしくはもっと早く息子の存在を教えてあげればよかったのに…
と思いましたが、ゴーント神父の立場を考えるとそうも言いきれません
神に仕える者として、自由に自分の愛を表現できない立場です
しかも彼はカトリックでローズはプロテスタントなので、尚更
(ちなみにカトリックは神父、プロテスタントは牧師です)
画像引用元:YouTube / the secret scripture trailer
美しいほど生きづらい時代
昔の時代はなぜこうも不自由なのでしょうか
街中の男を魅了したローズですが、それはそれは慎ましく生きていて
たぶらかすようなそぶりは一切ないのに、言いがかりもいいところ…ですが
神秘的な美しさは、いるだけで惹きつけられるのも納得です(ホテルの制服姿は特に)
また、好きになってしまった男性が
敵対視されているイギリス空軍のパイロットになってしまったのだから
尚更男たちの反感を買います
しかしマイケルのプロポーズをするシーンや全てを包み込んでくれるような優しい笑顔は素敵でした
ルーニー・マーラの魅力
彼女が出演している有名な作品は「ドラゴンタトゥーの女」
奇抜なパンクファッションが衝撃的ですが
透き通った白い肌と 大きく済んだ瞳
どことなく神秘的な雰囲気をまとっていて
オシャレなモード系ファッションのようにも見えます
また、ドーリーフェイスでレトロなファッションもすごく似合います
そんな魅力が惜しみなく表れているのが「キャロル」
こちらもすごくオシャレな映画で、より彼女に興味を持つようになりました
ルーニー・マーラの出演作品は過去にも紹介しています
ちょっと切ないお話でしたが
本作もルーニー・マーラの魅力溢れる作品でした
~fin~
アイキャッチ画像引用元:https://wan.or.jp/article/show/7671
この記事へのコメントはありません。