好きな女優ルーニー・マーラが可愛いので気になって観みてみたら、女性同士の恋愛映画でした。
可愛いルーニー・マーラと、かっこいいケイト・ブランシェット
それぞれの魅力がこれでもか!というくらいに詰まった作品です。
ハッピーエンドですし、作品の時期設定からも、クリスマスシーズンにおすすめの映画でもあります。
Overview –概要–
原 題 :Carol
製作年 :2015年
製作国 :イギリス、アメリカ
ジャンル:ラブロマンス、ヒューマンドラマ
上映時間:1時間58分
年齢制限:PG12
監 督 :トッド・ヘインズ
原 作 :パトリシア・ハイスミスの小説「The Price of Salt」
メインキャスト:
キャロル – ケイト・ブランシェット
テレーズ – ルーニー・マーラ
リチャード – ジェイク・レイシー
ハージ – カイル・チャンドラー
アビー – サラ・ポールソン
あらすじ
1952年ニューヨークのクリスマス。高級百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトとして働く若きテレーズ。フォトグラファーに憧れてカメラを持ち歩き、恋人のリチャードから結婚を迫られてはいるが、それでも充実感を得られず何となく毎日を過ごしていた。
そんなある日、おもちゃ売り場にキャロルが4歳の娘へのクリスマスプレゼントを探しに訪れた。テレーズはエレガントで美しく魅力的なキャロルから目を離すことができなかったが、キャロルもその視線に気づいた。そのままキャロルの応対をするテレーズはプレゼントの手配をする。しかしキャロルが手袋を忘れていったため、テレーズはすぐに自宅へと郵送した。するとキャロルから百貨店への電話で御礼にとランチに誘われたテレーズ。
翌日、レストランで初めて話をして向き合い、愛のない打算的な結婚生活を送っていたキャロルは離婚することが決まっているという。
画像引用元:映画『キャロル』公式サイト
その週末、キャロルの屋敷に招待され楽しい時間を過ごしていると、突然別居中の夫ハージが帰宅する。そこで争いになり、ついテレーズに八つ当たりをしてしまったキャロル。険悪な雰囲気のなか、泣きながら家に帰るテレーズ。すると、ちょうどキャロルからの電話が鳴った。謝るキャロルはテレーズのアパートを訪れる約束をして電話を切った。
翌日、弁護士に呼び出されたキャロル。ハージは娘の共同親権から単独親権へと変更を申し立て、キャロルの女性との過度な親密さを理由に、母親としての適性に欠けるという口実で、離婚すれば二度と娘には会わせないと脅してきているのだ。審問まで娘と会うことを禁止されてしまうキャロル。
その夜、クリスマスプレゼントの高価なカメラを手にテレーズのアパートを訪れた。そして魅かれあうふたりは、心に正直に生きようとして、思いつくまま西へと向かう旅に出るのだが──。
Opinion –個人的な感想–
タイプの違うふたりの魅力
レトロな世界観もすごく素敵なのですが、それが映えるふたりの女優が本当に魅力的です。
テレーズは若くて純粋無垢な女性。
パッツンな前髪に、学生のようなレトロファッションがめちゃめちゃ似合います。
キャロルの言うとうり、まさに「天から舞い降りた天使のよう」。
キャロルはゴージャスなマダム。
ファーのコートや真っ赤な口紅とふわふわのブロンドヘアー。
社交界が似合うセレブのようで、とてもかっこよく、女性が憧れるのもわかります。
真逆のようなふたりですが、互いに惹かれ合うのは仕方ないほどの美しさです。
ルーニー・マーラとケイト・ブランシェットだからこその魅力ですし、ふたりの共演は最強だなと思いました。
画像引用元:Amazon Prime Video
女性同士の純愛
繊細な描写が素晴らしく、本当に「お互い好きなんだな〜!」というのが伝わってきます。
一応ベッドシーンもあるのですが、なんというか、いやらしさが1mmも感じられず、ただただ美しいです。
一応年齢制限はありますが、「純愛映画だな」と感じられる作品でした。
出会ったときはテレーズがキャロルに釘付けになっていたようですが、キャロルもテレーズに惹かれていたんですね。
手袋を忘れたのもわざとでしょう。
キャロルに理解のある親友のアビーも良い役でした。
画像引用元:Amazon Prime Video
2大女優の演技力
本当は話したくても話せない、会いたくても会えない、ふたりの苦悩ともどかしさが、電話越しの気配だけで伝わってきます。
特に最後の見つめ合うシーンは圧巻の演技力!
一度は断られてしまいましたが、戻ってきたテレーズを見て、目頭が熱くなり喜びで瞳が輝き出すキャロル・・・可愛いです!
その先は描かれていませんが、きっとふたりは愛に正直に、一緒に住んで幸せに暮らしたのでしょうね。
色々な見方や意見はあると思いますが、キャロルの娘も含め、みんなが幸せになっていて欲しいです。
画像引用元:映画『キャロル』公式サイト
原作のタイトルについて
原作はパトリシア・ハイスミスの小説「The Price of Salt」。
タイトルの意味は「塩の値段」となります。
この塩は、旧約聖書でソドムとゴモラの滅亡のときに、決して後ろを振り返ってはいけないと言われたロトの妻が振り返ってしまったため、塩の柱になってしまった、という逸話から来ているそうです。
つまり、「後ろを振り返ること」は、宗教的に「タブーを犯すこと」を表しているそうです。
タイトルは「タブー(同性愛)を犯すことの代償」というような意味があるようですね。
原作者のパトリシア・ハイスミスは、レズビアン作家と思われたくないと別名で小説を出版しますが、レズビアン小説としては前代未聞のハッピーエンドということで話題になり、ベストセラーになったそうです。
画像引用元:The New Yorker
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