トム・クルーズ主演作品『トップガン マーヴェリック』を見てきました。
1986年の映画『トップガン』の36年振りの続編となります。
「マッハ(超音速)の男」を演じたトムは今年60歳ですが、信じられない若さとアクションでした。
まさに「究極のスカイアクション」超大作です。
また、本作は前作の亡き監督トニー・スコットに捧げられています。
Overview –概要–
原 題 :Top Gun: Maverick
製作年 :2022年
製作国 :アメリカ
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ
上映時間:2時間11分
監 督 :ジョセフ・コシンスキー
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
メインキャスト
- ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル海軍大佐 – トム・クルーズ
- ペニー・ベンジャミン – ジェニファー・コネリー
- ブラッドリー・“ルースター”・ブラッドショウ海軍大尉 – マイルズ・テラー
- ジェイク・“ハングマン”・セレシン海軍大尉 – グレン・パウエル
- ナターシャ・“フェニックス”・トレース海軍大尉 – モニカ・バルバロ
- ロバート・“ボブ”・フロイド海軍大尉 – ルイス・プルマン
- ルーベン・“ペイバック”・フィッチ海軍大尉 – ジェイ・エリス
- ミッキー・“ファンボーイ”・ガルシア海軍大尉 – ダニー・ラミレス
- ジェイビー・“コヨーテ”・マチャド海軍大尉 – グレッグ・ターザン・ラミレス
- トム・“アイスマン”・カザンスキー海軍大将 – ヴァル・キルマー
- ボー・“サイクロン”・シンプソン海軍中将 – ジョン・ハム
- チェスター・“ハンマー”・ケイン海軍少将 – エド・ハリス
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
あらすじ
アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。
ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”だった。
なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか?
タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。
出典:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
Opinion –個人的な感想–
前作のファンにはたまらないオープニング
前作が制作されたのは36年前で、本作続編は、映画の技術やクオリティは格段に上がっていますが、なんとオープニングは前作とほぼ一緒。
前作のファンは「懐かしい!」「これこれ!」という気持ちで興奮すること間違いなしです。
前作未視聴で本作から見たとしても、主題歌「デンジャー・ゾーン」はどこかで聞いたことのある名曲ですし、ワクワクするオープニングは本当に素晴らしいです。
また、主人公マーヴェリックの登場シーンもものすごくかっこいい。
機体の整備をしていたマーヴェリックが、前作時に着ていたあの懐かしいジャケットを羽織り、バイクに乗って華麗に疾走します。
そしていきなり、最高速度マッハ10の達成に挑みます・・・!
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
前作のオマージュとネクストジェネレーション
前作では20代前半だった若きマーヴェリックが本作では教官となり、亡き相棒グースの息子たち、ネクストジェネレーションが登場します。
グースの息子ルースターは口髭を蓄えて父親の面影がありますし、ハングマンは腕はいいものの、その分自己中な冷徹さもあり、前作のマーヴェリックとアイスマンのようなライバル関係を演出しています。
男社会に紅一点、女性のパイロットも登場しますし、間抜けそうに見えるパイロットも(笑)
個性豊かですが、それぞれ一流のパイロットの集いはワクワクしますし、いきがっている彼らを一掃するマーヴェリックの伝説的な飛行操縦も見ていてとても面白いです。
彼らは新しい教官と知らずにマーヴェリックをバーから追い出しますが、翌日、彼の登場に驚くシーンも、前作でマーヴェリックがパーティーで口説いた女性が実は教官だったシーンとオマージュしています。
そして、前作のラストで大活躍したマーヴェリックが、どこにでも昇進できるだろうと将来の希望を聞かれたところ、「教官になりたい」と答えていた夢も実現し、本当にファンには嬉しいシナリオになっています。
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
コールサインの考察
パイロットが名乗るコールサインは、それぞれの個性を象徴していて、考察してみると面白いです。
- Maverick(マーヴェリック):「一匹狼」「はみ出し者」の意。凄腕で数々の功績を残しながらも、昇進を拒み続け、部隊で一悶着起こした関係で左遷されたりしている。
- Iceman(アイスマン):「冷静沈着」「冷淡な態度」からきている。前作ではマーヴェリックの良きライバルで、現在は海軍大将。
- Rooster(ルースター):「雄鶏」の意。父親のコールサイン「Goose(ガチョウ)」の息子ともとれるし、スペル上でも「oo(ダブルオー)」で、父親にオマージュを捧げられている。
- Hangman(ハングマン):「絞首刑執行人」の意。自己中で冷徹な彼の態度にピッタリ。
- Phoenix(フェニックス):「不死鳥」の意。男性社会において若き女性が数多の障害を乗り越えねばならない、また彼女がその先駆者であることを表している。
- Bob(ボブ):ロバートという名のあだ名そのもの。ハングマンからは「Baby on Board(赤ちゃんが乗っている)」とイジられ、彼のパイロットらしからぬ柔和で堅実な性格を表している。
- Payback(ペイバック):「返済」の意。演じるエリスの祖父も父も空軍ということで、俳優として彼らの職務に敬意を表しているのかもしれない。
- Fanboy(ファンボーイ):「オタク」「マニア」の意。海軍マニアで百科事典の記憶を持つWSO(兵装士官)。
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
ちなみに、本作初登場の若手俳優たちのコールサインは、予め製作陣によって名付けられたものを彼らも気に入り受け入れたとのこと。
ただ、マイルズ・テラーだけは、直観で浮かんできたコールサイン(ルースター)に決めたそうです。
また、彼らのコールサインが書かれたヘルメットもそれぞれ独自のデザインで、注目ポイントですよ。
ミッション達成の神業と映像の凄さ
IMAXカメラを機内に搭載し撮影、世界有数の操縦士の協力得たという本作。
キャストたちが壮絶な重力環境に耐え、CGではなく、実際に戦闘機に乗り込み撮影したというド迫力の映像は必見です。
主人公マーヴェリックが、相手の戦闘機の真上に逆さまで飛行するシーンなど、「そんなことできるの?!」と大興奮してしまいます。
そして、一歩間違えれば即死・・・というような過酷な状況もドキドキハラハラしてしまいます。
ちなみに、作中に登場する戦闘機P-51は、トムの私物だそうです!
そんなリアル撮影にこだわったメイキング映像はこちら
旧キャスト、新キャスト
前作から続けて出演しているキャストは、主人公マーヴェリック演じるトム・クルーズと、その良きライバル・アイスマン演じるヴァル・キルマーです。
アイスマンの登場には「わーーー!」っとついテンションが高くなってしまいます。
しかし一番の注目ポイントは、ヒロインの交代ではないでしょうか。
前作のヒロインは女性教官のチャーリー(ケリー・マクギリス)ですが、本作のヒロインはペニー(ジェニファー・コネリー)です。
パイロットたちがたむろするバーのオーナーで、一人娘を育てるシングルマザーのペニー。
マーヴェリックとは旧知の仲のようで、一瞬「誰?」と思いましたが、実は前作にも名前だけは登場しているのです。
マーヴェリックが低空飛行で司令官のお嬢さんを脅かした、と上官から叱責されたとき、相棒グースが「ペニーのことか?」と耳打ちします。
また、グースの妻キャロル(メグ・ライアン)からも「あなたペニーに(恋愛のアプローチが?)すごかったんですって?」とからかわれるシーンもあります。
画像引用元:Amazon Prime Video
ということで、マーヴェリックとペニーは若い頃に恋愛関係があり、何度かくっついたり離れたりを繰り返した模様。
ちなみに、彼女の一人娘アメリアの父は、マーヴェリックではありません。
「なぜヒロインが変わったのか」と思いますが、前作のヒロインを演じたケリー・マクギリス自身が、「私は年をとっていますし、太ってもいます。年相応に見えるからですよ」と、取材で応えたそうです。
現在64歳の彼女は役柄も実年齢もトムより年上ですが、60歳のトムが若すぎるのかもしれません・・・。
ストーリー上でも、チャーリーはワシントンに栄転が決まり、ラストシーンで再会していますが、一時的に戻っただけでその後遠距離恋愛→破局だったかもしれないですしね。
新ヒロインを演じたジェニファー・コネリーは現在51歳ですが、トムに負けず劣らずの若さと美貌です!!
作中でもタイトパンツでジャケットを羽織ったファッションもかっこよく、エリート船乗りとしての腕前も最高にクールです。
ふたりの大人な恋の行方も気になるところ。
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式Twitter
不可能を可能にする男・トム
トムの若さには相変わらず驚愕ですが、見た目だけでなく、ハードなスタントをこなしてしまう超人的な身体能力やタフさにも驚きです。
今回も絶対不可能なミッションに、トムたちが挑みます・・・!
「ミッション:インポッシブル」シリーズや他のアクション映画でもそうですが、彼の作品はドキドキハラハラしつつも、最後は必ず成し遂げてくれる!絶対ハッピーエンド!という安心感があります。
子供から大人まで、恋人同士でも友達同士でも、心配なく楽しむことができますね。
いつまでも最高のパフォーマンスで観客を魅了して欲しいものです。
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
豪華な音楽
オープニングは前作同様、名曲「デンジャー・ゾーン」が流れます。
エンディングは、レディー・ガガの「Hold My Hand」。パワフルなバラードで聴き応えがありますね。
そして音楽担当には、あの映画音楽の魔術師ことハンス・ジマーが!
スタッフロールに流れる曲は、トップガンの曲らしくもあり、ハンスの曲らしく低音が響いてものすごくかっこいいです。
また、挿入歌にはOneRepublic(ワンリパブリック)の「I Ain’t Worried」が使われており、チームワーク力を高めるためのアメフト試合シーンで流れています。
トムたちの肉体美も堪能できるクールなMVはこちら
映画『トップガン マーヴェリック』おすすめ上映方式
IMAX、ドルビーシネマ、4D、ScreenXなど、現在は様々な上映方式が存在します。
今回は初めてTOHOシネマズの「轟音シアター」で鑑賞しました。
これがとても本作に合っていて、おすすめの上映方式です!
「音の体感・迫力あるサウンド」を意識したシアターです。スピーカーユニットを向かい合わせで駆動させることで通常の1.5倍~2倍のパワーを発揮するアイソバリック方式を採用したサブウーハーを導入します。TOHOシネマズ以外では体験できない、空気を震わせる体感型サウンド・シアターを実現します。
出典:轟音||TOHOシネマズ
「空気を震わせるサウンド体験」ということで、戦闘機のエンジン音や飛行シーンの音に合わせて振動が伝わってきて、鑑賞者もまるで戦闘機に乗っているかのような臨場感が味わえます。
まだ未視聴の方は、巨大なスクリーンのリアルな映像と3Dサウンドで、ぜひ究極のスカイアクションを楽しんでみてください!
画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト
前作『トップガン』の視聴方法
本作続編から見たとしても十分楽しめますが、先に前作を見ておくとより楽しめるのは間違いないです。
前作『トップガン』は、「U-NEXT」や「Amazonプライムビデオ」などで視聴することができます。
まだ会員でない方は、初回の無料トライアル期間を利用して『トップガン』や、さまざまな映画・ドラマ作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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アイキャッチ画像引用元:映画『トップガン マーヴェリック』公式Twitter
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