2021年、いよいよ東京オリンピックが始まり、スポーツ観戦に熱が入っているかと思います。
今回は、様々なジャンルのスポーツを題材とした、おすすめの洋画を10作品紹介します。
実話を基にした感動的な作品やコメディ・青春など、面白い作品ばかりなので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
おすすめスポーツ映画(洋画)10選
「メジャーリーグ」シリーズ
はみ出したら止まらない!
アメリカのメジャーリーグベースボール(MLB)に実在する球団「クリーブランド・インディアンス」を舞台としたコメディ作品
1989年公開の「メジャーリーグ」からはじまり、1994年公開の「メジャーリーグ2」、1998年公開の「メジャーリーグ3」と3作品が製作されています。
古めの映画ですが、変わり者揃いの弱小チームの快進撃が観ていてとても面白いです。
特に「メジャーリーグ2」「メジャーリーグ3」では、日本人キャストとしてとんねるずの石橋貴明が出演していて、良い味を出しているので、そちらも必見です。
作品情報
<原 題> Major League
<種 目> 野球
<製作国> アメリカ
<製作年> 1989年
<上映時間> 1時間47分
「クール・ランニング」
ボブスレーで冬季オリンピックに初出場したジャマイカチームの実話
1988年の冬季カルガリーオリンピック(カナダ)にジャマイカのボブスレーチームが初出場した実話を基に制作された作品。
ただし、登場人物は全て架空で、ストーリーにもフィクションが加えられています。
こちらも古めの作品ですが、南国ジャマイカの黒人男性たちが、慣れない冬のスポーツに挑戦する様がとても面白いコメディ映画です。
初めて観たときは全く気にしていませんでしたが、製作会社はウォルト・ディズニー・ピクチャーズで、音楽は個人的にとても好きなハンス・ジマーが担当していました。
作品情報
<原 題> Cool Runnings
<種 目> ボブスレー
<製作国> アメリカ
<製作年> 1993年
<上映時間> 1時間38分
「飛べないアヒル」シリーズ
ひとは弱いから、強くなれる。
やり手弁護士ゴードン・ボンベイ(エミリオ・エステベス)は裁判で負け知らず。しかしある日、飲酒運転の罰則として奉仕活動をすることに。それは、勝ったこともなければ、スケートも満足に滑れない落ちこぼれの少年アイスホッケー・チームのコーチをすることだった…。しぶしぶコーチを引き受けたボンベイは、すぐに勝利よりも大事なことがあると悟る。心を入れ替えたボンベイと“ダックス”は、ついに人生最大の試合に挑むことになるが…。
出典:【公式】Disney+
若い弁護士のコーチと、弱小アイス・ホッケーチームの子供たちとの交流や成長を描いた、心温まる作品です。
1992年公開の「飛べないアヒル」からはじまり、1994年公開の「D2 マイティ・ダック 飛べないアヒル2」、1996年公開の「D3 マイティ・ダック 飛べないアヒル3」と3作品が製作されています。
こちらも、さきほど紹介した「クール・ランニング」同様、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズの製作です。
作品情報
<原 題> The Mighty Ducks
<種 目> アイスホッケー
<製作国> アメリカ
<製作年> 1992年
<上映時間> 1時間43分
「ソウル・サーファー」
私はあきらめない 運命が私から何を奪っても明日を信じて今を生きる
サメに片腕を奪われた13歳の天才サーファー、ベサニー
ハワイから届いた、心揺さぶる奇跡の実話!
出典:映画『ソウル・サーファー』公式サイト
諦めずに困難に立ち向かい克服していく姿や、葛藤する主人公を支える家族の無償の愛は感動します。
また、親友で同じくプロサーファーであるアラナ・ブランチャードも、役柄として登場。
主演のアナソフィア・ロブがとても可愛く、舞台がハワイということもあり、南国気分を味わえる世界観もまた魅力です。
尚、サーフシーンのスタントは、ベサニー・ハミルトン本人が務めたそうです。
作品情報
<原 題> Soul Surfer
<種 目> サーフィン
<製作国> アメリカ
<製作年> 2011年
<上映時間> 1時間46分
「ステップ・アップ2:ザ・ストリート」
さらにパワーアップした、青春ダンスムービー
芸術学校とストリートダンス仲間との狭間で葛藤する主人公と、本当は実力があるのに才能を発揮しきれていない落ちこぼれの生徒たちが、自分たちのダンスを魅せるために奮闘するお話です。
スポーツとは言い切れないかもしれませんが、個人的にスポーツ観戦並みに熱の入る、ダンスバトル映画です。
2006年公開の「ステップ・アップ」の続編で、前作の主人公の妹が主役となっています。
圧巻のダンスパフォーマンスが何よりも素晴らしいですが、ちょっぴり恋愛を含めた青春ストーリーがまた良いです。
個人的には2作目が好きですが、「ステップ・アップ」シリーズは6作品まで製作されています。
作品情報
<原 題> Step Up 2: The Streets
<種 目> ストリートダンス
<製作国> アメリカ
<製作年> 2008年
<上映時間> 1時間38分
「リトル・ダンサー」
僕がバレエ・ダンサーを夢見てはいけないの?
「バレエは女がするものだ、男がバレエなんて!」という男臭い炭鉱の街で、踊りたくて仕方がない少年。
彼の努力と家族愛を描いたヒューマンドラマ映画です。
舞台化もされている名作です。詳細は以下の紹介記事を参照ください。
作品情報
<原 題> Billy Elliot
<種 目> バレエダンス
<製作国> イギリス
<製作年> 2000年
<上映時間> 1時間51分
「ブラック・スワン」
純白の野心は、やがて漆黒の狂気に変わる・・・
新作「白鳥の湖」のプリマに抜擢されたニナは、生真面目なため奔放で邪悪な黒鳥を演じるのに苦労する。新人ダンサーのリリーが台頭してきたことにより、ニナの精神は不安と焦りに押しつぶされてゆく…。
続いてもバレエが題材の作品ですが、本作は感動系というよりは、サイコスリラー作品です(R15+)。
ただ、主演のナタリー・ポートマンが役作りのために身体づくりをはじめ、1年にもおよぶクラシックバレエのトレーニングを続けた渾身の一作。アカデミー賞主演女優賞に輝いた彼女の圧巻の演技とバレエシーンは本当に美しく感動します。
なお、ナタリーは本作で振付を担当したダンサーのベンジャミン・ミルピエと結婚。ふたりのお子さんにも恵まれています。
作品情報
<原 題> Black Swan
<種 目> バレエダンス
<製作国> アメリカ
<製作年> 2010年
<上映時間> 1時間50分
「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」
人生のすべてを一打に叩き込め。
1980年、歴史に刻まれたウィンブルドン決勝戦
美しき王者ボルグ VS 悪童マッケンロー
その闘いは、二人が出会う前からはじまっていたーー
出典:映画『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』公式サイト
実在のテニスプレイヤーのビヨン・ボルグとジョン・マッケンローが対戦した1980年ウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝戦を描いています。
ボルグとマッケンロー、それぞれの人間性を丁寧に描きながら、試合のシーンはリアリティが高く、当時の本当の試合を観ているような、まさに固唾を吞む展開となっています。
また、一打に全身全霊を込めたふたりだからこそ通じ合える、ライバルながらの友情がとても素晴らしい作品です。
作品情報
<原 題> Borg vs McEnroe
<種 目> テニス
<製作国> スウェーデン・デンマーク・フィンランド
<製作年> 2017年
<上映時間> 1時間48分
「クリード チャンプを継ぐ男」
伝説は終わっていなかった。
世界ヘビー級チャンピオンだった父を知らずに育った主人公。しかしその身体には確実にボクサーの血が受け継がれており、父のライバル、ロッキーにトレーナーを頼んで世界チャンピオンを目指します。
世界的に有名なボクシング映画「ロッキー」シリーズのスピンオフ(その後を描いた)作品で、ロッキーの永遠のライバル、アポロ・クリードの息子アドニスが主人公です。
予想通りの熱い作品で、個人的に「ロッキー」シリーズはちゃんと観てませんが、あの有名な音楽が流れると、心の底からアドニス・クリードを応援したくなります!
そして続編「クリード 炎の宿敵」も引き続き面白いです!
作品情報
<原 題> Creed
<種 目> ボクシング
<製作国> アメリカ
<製作年> 2015年
<上映時間> 2時間13分
「ベスト・キッド」
あの伝説が北京で蘇る!
北京へと引っ越してきたアフリカ系アメリカ人の少年ドレが、同年代の子供達からいじめられていたところを、マンションの管理人ハンのカンフーによって助けられます。それからドレはハンに教えを乞い、過酷な修行が始まるのでした。
1984年の同名映画のリメイク作品となります。
香港アクション名優のジャッキー・チェンと、ウィル・スミスの息子ジェイデン・スミスのコラボが作品の見どころ。
特に、まだ幼いジェイデンが可愛らしく、どんどん強くなっていく様が観ていてとても応援したくなります。
作品情報
<原 題> The Karate Kid
<種 目> 空手・格闘技
<製作国> アメリカ・中国
<製作年> 2010年
<上映時間> 2時間13分
邦画のおすすめスポーツ映画
個人的に記憶に残る邦画のスポーツ映画を2作紹介します。
「バッテリー」
いまだからこそ、できることがある。
ピッチャーとして優れた才能を持つ巧は、両親がつきっきりの病弱な弟を持つこともあり、孤独を抱えていました。しかし、キャッチャーの豪が巧の投球に惚れ、バッテリーを組むことに。最初は順調でしたが、入部先の監督と衝突したり、ふたりの腕の格差が表面化してしまい、さらに弟・青波が倒れてしまいます。青波の願いを胸に、ふたりは強豪校に立ち向かいます。
天才で孤高な巧(林遣都)と柔和で明るい豪(山田健太)のコンビが最高です。林遣都は美少年ですし、山田健太の屈託の無い笑顔がまた、とても良いキャラをしています。難病の弟、両親との衝突・・・定番ながらに感動せずにはいられないお話です。
作品情報
<原 作> あさのあつこのベストセラー同名小説
<種 目> 少年野球
<製作年> 2007年
<上映時間> 1時間58分
「ウォーター・ボーイズ」
男のシンクロ!?
成り行きから文化祭でシンクロナイズドスイミングを発表することになった、男子高校生の奮闘と友情を描く青春コメディ映画。
その後テレビドラマ化され、3シーズン公開された大ブレイク作品です。
また、本作のブレイクに続き「スウィングガールズ」、「がんばっていきまっしょい」、「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」と、熱い部活動青春映画が次々と誕生しました。
主演の妻夫木聡や玉木宏は本作で注目を浴び、快進撃を続け俳優としてのキャリアを積んだと言っても過言ではないでしょう。
作品情報
<種 目> シンクロナイズドスイミング
<製作年> 2001年
<上映時間> 1時間31分
まとめ
洋画をメインにスポーツ映画を12作品紹介しました。
作品によっては、純粋にスポーツとは言い切れないものもあったかもしれませんが、白熱レベルは同じではないかと思います。
人気作はシリーズ化しており、全作面白いと思います。
気になった作品はぜひ試聴してみてください。熱い夏に、熱い作品で盛り上がりましょう!
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