中世騎士伝説「アーサー王と円卓の騎士」の映画作品を紹介します。
2017年のファンタジックな同名作品もありますが、本作は2004年の作品です。
設定は歴史上の仮説に沿ったもので、従来のアーサー王伝説とは少し異なります。
目次
Overview –概要–
原 題 :King Arthur
製作年 :2004年
製作国 :アメリカ
ジャンル:伝記、アクション、アドベンチャー
上映時間:2時間22分
監 督 :アントワーン・フークア
メインキャスト:
アーサー – クライヴ・オーウェン
ランスロット – ヨアン・グリフィズ
ボース – レイ・ウィンストン
ガラハッド – ヒュー・ダンシー
ガウェイン – ジョエル・エドガートン
トリスタン – マッツ・ミケルセン
ダゴネット – レイ・スティーヴンソン
グウィネヴィア – キーラ・ナイトレイ
マーリン – スティーヴン・ディレイン
セルディック – ステラン・スカルスガルド
シンリック – ティル・シュヴァイガー
画像引用元:YouTube / King Arthur – The Knights Return
設定
舞台は中世ではなく古代末期、アーサーは実在したローマ帝国軍人アルトリゥスがモデル。
衰退しつつあるローマ帝国、ブリテン島先住民のブリトン人やピクト人、侵略者のサクソン人の戦いを描いている。
敵役のサクソン王は、イングランド王家の始祖とも言える、初代ウェセックス王セルディックである。そして円卓の騎士たちは中世の騎士ではなく、騎馬遊牧民族アルマティア人の徴兵団という設定。
あらすじ
西暦415年、ローマ帝国の支配下にあったブリテン。そこでは帝国からの独立を求めるブリテンのゲリラ、ウォードと、残虐な侵略者サクソン人との間で激闘が繰り返されていた。アーサーは無敵を誇る円卓の騎士たちを率い、ローマ軍の司令官として活躍していた。そんな中、彼らはローマ教皇の名の下、危険な北部の地からローマ人一家を救出せよ、と最後の指令が下され、いざ目的地へ向かうのだが…。
Opinion –個人的な感想–
渋かっこいいアーサー主将
アーサー演じるクライヴ・オーウェンがとにかくかっこいいです。
寡黙で人徳のある戦士役がとても似合います。
王になるのは本当にラストで、物語の中では主将的な役どころですが、赤いマントをなびかせ白い馬に跨り、他の戦士とは風格が違いました。
日本の紀里谷和明監督のハリウッド初進出作品「ラスト・ナイツ」も似たような主役でしたが、こちらもとってもかこよかったです。
画像引用元:YouTube / King Arthur – The Knights Return
個性溢れる円卓の騎士
円卓の騎士たちもそれぞれ魅力的でした。
ランスロットはとにかくイケメンで、少年期のシーンもあるので第二の主役的な存在でした。
ボースは仲間想い・家族想いのムードメーカー。
ガラハッドは騎士の中で一番若い?イケメンの弟キャラ。
ガウェインはアーサーへの忠誠心が深く、いつも彼の味方をしてくれます。
ダゴネットは大柄ですが心優しく、悪役に監禁されていた子供の世話をします。
トリスタンは寡黙なキャラですが、弓の名手で鷹を操る姿がかっこいい。
ちなみにトリスタンについては、彼が主役の「トリスタンとイゾルテ」という、ロミジュリ的な映画もあります。
演じたマッツ・ミケルセンは、近年セクシーなイケオジ俳優として話題です。
画像引用元:YouTube / King Arthur – The Knights Return
皆んな素敵すぎて誰も死んでほしくなかったですが、戦乱の物語に仲間の犠牲はつきものですかね(泣)
円卓の騎士たちの名前は、映画「キングスマン」のコードネームでもありました。
勇敢なヒロインとインパクトのある悪役
ヒロインであるグウィネヴィアを演じるキーラ・ナイトレイもハマり役だと思いました。
最初は監禁されているので、細身の妖艶な姿がぴったりですし、ウォード軍の長マーリンの娘として、敵や強靭な男たちを前にしても怯まない、気丈な姿勢と挑発するような眼差しはさすがです。
敵役のセルディック(ステラン・スカルスガルド)も白長髪&長髭で、ものすごく威圧感があります。
どこかで見たことあるなと思ったら、「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」のウィル・ターナーの父親ビル・ターナー役でした(顔にヒトデとかサンゴ付いている人)。
息子・シンリック役は、ドイツ人俳優ティル・シュヴァイガーが演じ、「アトミック・ブロンド」では一瞬しか登場しませんが、時計屋を演じていました。
美しい景観と音楽
魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、ロケ地であるアイルランドの雄大な自然がまた、素晴らしい景観です。
こんな大自然を馬で駆けてみたい!と誰もが思うはず(笑)
画像引用元:YouTube / King Arthur – The Knights Return
そして音楽を担当したのは「映画音楽界の巨匠」と呼ばれるハンス・ジマーです。
彼の壮大で耳当たりの良いメロディアスな楽曲は、雄大な大地や勇敢な英雄を表現するのにピッタリでした。
また、兵を動かす戦略や将への忠誠心は、人気漫画・アニメの「キングダム」のように熱いです。
2017年のガイ・リッチー監督作品の「キング・アーサー」も、ファンタジックなアドベンチャー作品で面白かったですが、個人的には本作のちょっと古めで、渋い映画の雰囲気がより気に入りました。
他にも、別の監督作品で「ザ・キング・アーサー外伝」という作品や、アーサー王ではなく魔術師マーリンが主役の作品、円卓の騎士が主役の作品もあるようです。
画像引用元:Amazon
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