刺激や感動を与えてくれる映画作品ですが、稀に「見なきゃよかった」「二度と見たくない」と思う作品に出会うこともありますよね。
今回は、ワースト洋画を10作品、ランキング形式で紹介します。
もちろん個人的な解釈なので、人によっては好きな作品である場合もあると思いますが、ご了承ください。
視聴する映画を探す際に選ばないものとして、少しでも参考にしていただければと思います。
また、ジャンルと年齢制限の情報も載せています。
予告編も、作品によってはバイオレンス映像が含まれるので、苦手な方は閲覧注意です。
胸糞映画(洋画)ランキングトップ10
第10位『鑑定士と顔のない依頼人』
ジャンル:ミステリー、ラブロマンス
年齢制限:PG12
胸糞ポイント
俳優も演技も申し分なし、芸術や高級品の美しい映像も申し分なし、先が気になるミステリアスなストーリーも申し分なし!
という素晴らしい出来映えで、個人的にはトータル的に悪い作品とは思いませんが、その他が素晴らしいが故に、オチがひどすぎるのが胸糞ポイントになります。
主人公からすると、なんとも残酷なバッドエンドです。
あらすじ・詳細
第9位『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
ジャンル:ヒューマンドラマ、ミュージカル
年齢制限:PG12
胸糞ポイント
賛否両論の衝撃作で、世界の歌姫ビョークが主演なため、歌のシーンは本当に魂揺さぶる感動なのですが、悲しすぎる悲劇なため号泣必死ですし、辛すぎて二度は見れません。
ドキュメンタリータッチのカメラワークが余計にリアル感を増し、心臓をえぐられる思いです。
なお、4Kデジタルリマスター版が、2021年12月10日(金)から劇場公開しています。
あらすじ
チェコからアメリカにやってきたセルマは女手一つで息子を育てながら、工場で働いている。 セルマを母のように見守る年上の親友キャシー、何かにつけ息子の面倒をみてくれる隣人のビルとその妻リンダ、セルマに静かに思いを寄せるジェフ。 様々な愛に支えられながらもセルマには誰にも言えない悲しい秘密があった。病のために視力を失いつつあり、手術を受けない限りは息子も同じ運命を辿るのだ。 愛する息子に手術を受けさせたいと懸命に働くセルマ。しかしある日、大事な手術代が盗まれ、運命は思いもかけないフィナーレへと彼女を導いていく…。
出典:映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク4Kデジタルリマスター版』公式サイト
第8位『宮廷画家ゴヤは見た』
ジャンル:歴史、ヒューマンドラマ
年齢制限:なし
胸糞ポイント
スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤが活躍した時代を背景に描いた歴史映画です。
当時の宗教異端者迫害の様子が生々しく描かれ、美しい女優ナタリー・ポートマンが、残酷な運命を遂げる女性を演じており、衝撃の作品でした。
ゴヤは『我が子を食らうサトゥルヌス』などおぞましい『黒い絵』シリーズが有名な画家ですが、この恐ろしい時代背景だからこそ「これらの絵が生まれたのでは?」と思えてきます。
あらすじ
時は18世紀末から19世紀初め、動乱のスペイン。ゴヤは宮廷画家という名誉の絶頂にいながら、権力を批判する絵画を描いていた。彼にとって絵筆は、人間の本質を見つめる目であり、悪を暴く武器なのだ。ある日突然、イネスが、ロレンソが指揮する異端審問所に囚われる。彼女を救おうとしたゴヤが見た、驚くべき“真実”とはー?
出典:Amazon Prime Video
※以下予告編は少々残酷な映像なのでご注意ください。
第7位『es[エス]』
ジャンル:スリラー
年齢制限:PG12
胸糞ポイント
アメリカのスタンフォード大学で実際に行われた「スタンフォード監獄実験」を描いており、実際は暴力行為が開始された時点で実験は中止されていますが、本作は実験がそのまま続行された結末を描いています。
人間がどんどん凶悪化していく様が描かれており、強姦や殺人に発展していくシーンは怖すぎてトラウマです。
あらすじ・詳細
元新聞記者のタクシー運転手タレクは、ある心理実験に被験者として参加することに。その内容は、被験者を看守役と囚人役に振り分け、模擬刑務所内でそれぞれの役割を演じながら生活するというもので、タレクは囚人役を割り当てられる。実験は和やかな雰囲気でスタートするが、些細な諍いから看守側と囚人側が対立。さらに実験が進むうち、看守役の人々は支配的・攻撃的な振る舞いをエスカレートさせていく。最初は反抗していた囚人役の人々も次第に抵抗できなくなり、実験は思わぬ方向へと展開していく。
出典:映画.com
第6位『スパイダーマン3』
ジャンル:アクション、アドベンチャー
年齢制限:なし
胸糞ポイント
トビー・マグワイアが主演の『スパイダーマン(2002)』「スパイダーマン2(2004)』に続く最終作(3部作)なのですが、当時劇場で見終わって非常にがっかりしたのを覚えています。
個人的ながっかりポイントを挙げますと、親友が死ぬ、主人公がダークサイド落ちして恋人を傷つける、無駄に敵の数が多い、ラスボスの弱点がダサすぎ、すっきりしないバッドエンド・・・といったところです。
1、2が楽しめた分「ラストの3がこれかい」という失望感が高い作品でした。
あらすじ・詳細
順風満帆な日々を過ごすピーターは、ある夜、何者かに襲われる。その正体は父・ノーマンの力を受け継ぎ「ニュー・ゴブリン」となったハリーだった。同じ頃、脱獄囚・マルコは逃げ延びた研究所で分子分解され、砂の身体を持つ「サンドマン」と化す。
出典:U-NEXT
第5位『ヴィジット』
ジャンル:ホラー
年齢制限:なし
胸糞ポイント
最後のオチのどんでん返しで有名なM・ナイト・シャマラン監督作品なので、確かに驚かされるオチや、ハラハラさせられるホラー表現は面白いのですが・・・
汚物描写があったり、老人の気味の悪さが個人的には受け付けませんでした。
シャラマン監督の他の作品は、驚きのオチの中にもストーリー性がしっかりあり心に残るのですが、比べると本作はそこまで・・・というのも残念ポイントです。
あらすじ・詳細
15歳のベッカと13歳のタイラーは、休暇を利用して田舎町にある祖父母の家を訪問。温かく迎えられるが、奇妙な3つの約束を守るよう言い渡される。やがて夜9時半を過ぎ、異様な気配で目覚めたふたりは、言いつけを破ってある部屋のドアを開けてしまう…。
出典:U-NEXT
第4位『タイタス』
ジャンル:歴史、舞台劇
年齢制限:R15+
胸糞ポイント
ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『タイタス・アンドロニカス』の映画化作品で、独特な映像と世界観で芸術的でもありますが、逆に不気味さがアップしています。
レクター博士のイメージが強いアンソニー・ホプキンスが主演なだけでも、より恐ろしさが極まります。
コックの格好をして、一見お茶目そうに見えますが・・・
グロ描写をひとつだけ紹介すると、美しい娘が舌を抜かれ、手首を落とされそこに木の枝を刺されて置き去りにされるという・・・他にもグロ映像は多数です。
あらすじ・詳細
古代ローマの武将タイタスは宿敵ゴート族を滅ぼし、その女王タモラを捕虜として連れ帰った。しかし皇帝に取り入ったタモラは、タイタスに復讐を企てる。血で血を洗う凄惨な復讐劇の幕が切って落とされた。
出典:Amazon
第3位『ゴッド・オブ・ウォー 導かれし勇者たち』
ジャンル:ホラー、ミステリー
年齢制限:なし
胸糞ポイント
ショーン・ビーンとエディ・レッドメインが主演で、ダークファンタジー系の面白い作品かと思いきや・・・
残酷なシーンが多く、話の内容もさほど・・・最後はバッドエンドという何の救いもない作品でした。
ファンタビの主演エディ・レッドメインや、『ロード・オブ・ザ・リング』でボロミヤ役だったショーン・ビーンというファンタジー映画のスターたちを無駄遣いしていると思ってしまうほどです。
あらすじ・詳細
黒死病が蔓延する1348年のヨーロッパ。騎士・ウルリクらは大司教の命を受け、黒死病が発生していない村の調査に向かう。若き修道士・オズマンドの案内で一行は村を目指すが、ウルリクらの真の目的は、黒魔術で黒死病を広めている村人を殲滅することだった。
出典:U-NEXT
第2位『フロンティア』
ジャンル:ホラー、スリラー
年齢制限:R18+
胸糞ポイント
スプラッター映画(殺害シーンにおける生々しい描写に特徴のある映画)が好きな方はいいかもしれませんが、個人的には見て後悔するグロのオンパレード映画でした。
宿の家族全員サイコパスで、特に父親がやばく怖すぎです。
果たして主人公の女性は、彼らから逃げ、宿から生きて出られるのでしょうか・・・?!
ストーリー性は特になく、ただグロ映像に耐える作品となり、視聴後に食事はしにくいでしょう。
あらすじ・詳細
パリでは大統領選挙で極右勢力が優勢となり、各地で暴動が発生して大混乱に陥っていた。移民の家庭に生まれた少女ヤスミンは仲間と供に海外へ脱出するための資金を得ようと強盗を計画した。だが、計画は失敗、1人は警官に撃たれて命を落としてしまう。2組に分かれ逃走することになり、ヤスミンと恋人アレックスは仲間と落ち合うために、国境近くの小さな宿を目指す。奇妙な家族が経営するその宿が出口のない罠であることを知ったのは、家畜小屋で変わり果てた仲間の姿を発見した時だった。ある思想に支配された悪夢の宿からヤスミンの生死をかけた究極の脱出サバイバルが始まる・・。
出典:映画『フロンティア』公式サイト
※以下予告編もかなりバイオレンスでグロい映像なのでご注意ください。
第1位『ミスト』
ジャンル:ホラー、スリラー
年齢制限:R15+
胸糞ポイント
視聴者を胸糞にさせるのが目的で作られた作品、だと筆者は解釈しています。
虫系のエイリアンがそもそも気持ち悪いですし、窮地に陥った人間のどす黒い本性が露わになり争いが勃発する点も、腹立たしく絶望的に描かれています。
オチはもちろん、何の救いもないバッドエンドです。
ある意味、ここまで胸糞にさせて印象付けるという点では、秀逸な作品なのかもしれません。
あらすじ・詳細
田舎町で家族と共に暮らすデヴィッドは、ある日息子と共にスーパーマーケットへ出かけるが、街全体が突如濃い霧に包まれ、店内で缶詰め状態に。やがて霧から逃れてきた人々から「霧の向こうに怪物がいる」と聞かされたデヴィッド達は、次第に混乱し始め…。
出典:U-NEXT
まとめ
全体の出来映えとしては素晴らしく、ある意味感動する作品でも、オチが救われないバッドエンドだと、やはり「見てがっかり」となることが多いと思います。
ただ、バッドエンドからも気づきや学びはあるので、一概に悪い作品とも言い難いですし、人によって感じ方は様々です。
他にも、マイナーな作品を含めたら、もっと胸糞な映画がたくさんあるので、発掘してみるのも面白いかもしれません(笑)
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