イギリス好きな私には、イギリス要素満載でとてもハマりました。
シリーズ3作目まで製作されています。
名言「Manners maketh man.（マナーが紳士をつくる）」がまた、痺れますね。
Overview –概要–
原 題 ：Kingsman: The Secret Service
製作年 ：2014年
製作国 ：イギリス、アメリカ
ジャンル：スパイ、アクション、コメディ
上映時間：2時間10分
年齢制限：R15＋
監 督 ：マシュー・ヴォーン
原 作 ：マーク・ミラーとデイヴ・ギボンズ著のコミック
画像引用元：Amazon
メインキャスト
エグジー – タロン・エジャトン
ハリー（ガラハッド）- コリン・ファース
マーリン – マーク・ストロング
アーサー – マイケル・ケイン
ロキシー – ソフィ・クックソン
ヴァレンタイン – サミュエル・L・ジャクソン
ガゼル – ソフィア・ブテラ
あらすじ
堕落した青年が亡き父親の後を継ぎ、どの国にも属さない世界最強スパイ機関「キングスマン」の一員として更生し、ベテランスパイたちとともにテロから世界を救う。
Opinion –個人的な感想–
コードネームは騎士道伝説
スタイリッシュなアクションと英国スパイ要素がたっぷりで、スカッとする作品です。
映画『キック・アス』シリーズも同じくミラー原作、マシュー・ヴォーン監督作品ということで、確かに容赦ない軽快なグロシーンが似ています。
そして最大の見所、紳士服屋、パブ・・・イギリス要素が満載。
「キングスマン」たちのコードネーム：アーサー・マーリン・ランスロット・ガラハッドは、中世イギリスの騎士道伝説「アーサー王と騎士たち」の登場人物です。
映画『キング・アーサー』も最高にかっこいい作品です。
▼映画『キング・アーサー』の紹介記事はこちら
ただ、エグジーの相棒犬パグのJBは、アメリカの人気ドラマ24シリーズのジャック・バウアーからきていて、若者らしさも出ていますね。
画像引用元：YouTube / 映画『キングスマン』予告編
英国紳士ファッション
エグジーがメダルの裏の番号に電話をかけて言う暗号「ブローグではなくオックスフォード」。
これは「靴の飾り穴（ブローグ）のあるものではなく、プレーントゥのオックスフォード靴を」と、紳士靴をオーダーするときの台詞だそうです。
スパイグッズも傘だったり、オーダースーツや時計、万年筆・・・
紳士の必需品がどんな武器になっているのか、必見です。
画像引用元：YouTube / 映画『キングスマン』予告編
キングスマンの本拠地は、ロンドンのオーダーメイド名門高級紳士服店が集中しているサヴィル・ロウ通りにある、王室御用達のテーラー「ハンツマン」がモデルです。
HUNTSMAN Official Site
諜報眼鏡もイギリスの高級眼鏡の老舗ブランド「カトラー＆グロス」のオリジナルモデルだそうです。
Cutler and Gross Official Site
英国紳士ファッションも魅力的ですが、個人的にはエグジーのストリートファッションも大好きです。
強敵ガゼルの白襟＆ブラック衣装もレトロな感じで素敵です。
画像引用元：YouTube / 映画『キングスマン』予告編
イギリス文化と階級社会
また、イギリス文化のひとつ「階級社会」についても描かれているので、イギリスらしさを感じました。
リーダーのアーサー含め「キングスマン」メンバーのほとんどは貴族出身らしいですが、身分関係なく庶民のハリーやエグジーが活躍しているところが面白いですね。
本作の名言「Manners maketh man.*（マナーが紳士をつくる）」は、生まれや家柄ではなく、努力して培った礼節こそが立派な人間（＝紳士）をつくる、という意味を表しています。
* “Manners maketh man.”
オックスフォード大学のニュー・カレッジやウィンチェスター・カレッジを創設した、中世の神学者・政治家・教育者のWilliam Hormanの名言。makethは昔の英語で、現代では「Manners make the man.」と言う。
画像引用元：Amazon Prime Video
そして、エグジーを演じるタロン・エジャトンは、この作品がデビュー作だそうです。
いきなり映画初出演、しかも2作目も続くので、大きなチャンスを掴んだ才能ある若手俳優ですね。
余談ですが、最後に「真のキングスマンが何かを教えてくれた母キャシーにこの映画を捧げる」と出ますが、これは監督マシュー・ヴォーンから亡くなった母親へのメッセージのようです。
シリーズ2作目・3作目
主役とも言えるハリーは1作目の半ばで亡くなってしまい、かなり驚きましたが、2作目にて復活します。
画像引用元：Amazon Prime Video
1作目が面白すぎて、続けて2作目も見ました。
2作目『キングスマン：ゴールデン・サークル』も面白かったですが、1作目に比べると、コメディ要素が強く、個人的には1作目の方がかなり楽しめました。
そして、シリーズ3作目『キングスマン：ファースト・エージェント』も誕生！
「キングスマン」の創設期を描いていて、ハリーとエグジーは登場しませんが、こちらもまた面白いです。
▼映画『キングスマン：ファースト・エージェント』の紹介記事はこちら
『キングスマン』の視聴方法
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