ヨーロッパのクリスマスマーケットはご存知でしょうか。
クリスマスの可愛いオーナメントやホットワインが売っている出店が立ち並び、街はクリスマスの装飾やイルミネーションで輝き、まさに夢の国のようです。
中でも有名なのは、オーストリアの首都ウィーンのクリスマスマーケット。
市庁舎前やシェーンブルン宮殿、シュテファン寺院、ベルヴェデーレ宮殿など、見どころがたくさんあります。
そして、ウィーンと言えば、“カフェ文化”。
歴史的でオシャレなカフェがたくさんあります。
今回紹介する映画は、そんなウィーンのとある有名なカフェ(ホテル)が舞台の作品です。
ほっこりするラブロマンスと、素敵な街並みを堪能できます。
Overview –概要–
原 題 :Sachertorte
製作年 :2022年
製作国 :ドイツ、オーストリア
ジャンル:ラブロマンス、コメディ
上映時間:1時間52分
監 督 :クリスティン・ロゴル
画像引用元:Austria Info
メインキャスト
カール – マックス・フーバッハー
兄マッツェ – サミュエル・コッホ
兄の彼女レナ – サラ・コック
ニニ – ミカエラ・サバ
ミリアム – メーヴ・メテルカ
サヴァリッシュ – クリスタ・スタドラー
ー カフェ(ホテル)ザッハーのスタッフ ー
シュワルツ氏 – カール・フィッシャー
ゾーラ – ルース・ブラウアー=クヴァム
ー 同居人 ー
ヒース – セバスチャン・ヤコブ・ドッペルバウアー
ウド – パスカル・ギーフィング
ラウル – ポール・バソンガ
あらすじ
カールはウィーンから来た美女ニニと出会い、運命の相手だと確信する。しかし不運にも彼女の電話番号が分からなくなり、唯一の手がかりは彼女が毎年カフェ・ザッハーで3時に誕生祝をすることだけ。ニニに夢中なカールはベルリンからウィーンへ引っ越し、毎日カフェ・ザッハーで彼女を待つ。ウィーンでできた友人の中には情熱的なケーキ店店主のミリアムがいて、彼女と共に、カールは真実の愛を探しながらウィーンを探索する。
出典:Amazon Prime Video
Opinion –個人的な感想–
王道のラブコメ
あらすじを読んだだけでも何となく展開がわかる、王道のラブコメ作品でした。
一度会っただけで虜になるような美女ニニと、親友のように心を許せるミリアム。
どちらが主人公カールの運命の女性なのでしょうか。
アッと驚くようなどんでん返しはなく、全て予想通りなコテコテの恋愛ストーリーですが、それでも楽しめます。
もちろんハッピーエンドで、見た後は誰もが幸せな気分になるでしょう。
そしてウィーンに行きたくなること間違いなし!ザッハトルテやソーセージが食べたくなること間違いなしです。
画像引用元:imdb
人々の温かさに触れて
この作品を引き立てている魅力の1つは、出てくる人々が皆良い人!
上司でさえもカールの無断遅刻やウィーンへの移住を許してくれて、器が広いですよね(笑)
弟を心配してウィーンまで来てくれる兄と、彼の車椅子生活を支える優しい恋人レナ。
一見変人のように見えるウィーン生活での同居人の3人も、なんだかんだカールを応援してくれるいいヤツらです。
カフェのスタッフたちもカールの恋の行方を温かく見守り、特にウェイトレスのゾーラは彼をよく助けてくれます。
そして1番印象的なのが、ホテル・ザッハーで余生を過ごすマダム・サヴァリッシュ。
ホテル暮らしって時点でかなり裕福なことがわかりますが、オペラ鑑賞用として、カールに亡き夫のタキシードをプレゼントしたり、心に残る深いアドバイスをくれたりします。
画像引用元:imdb
もうひとつの恋
主人公カールの恋路以外に、もう1組の恋愛模様がちょっとだけ描かれています。
それはなんとマダム・サヴァリッシュとザッハーのスタッフであるシュワルツ氏。
そして、カールがふたりのキューピッド役となります。
シュワルツ氏はいつも常連客のサヴァリッシュさんに頭が上がらない様子でしたが、それはお慕いしているからなんですね。
サヴァリッシュさんに気に入られているカールとは “犬猿の仲” といった感じのシュワルツ氏でしたが、最後はカールの一助によって、サヴァリッシュさんと素敵な夜を過ごすことができます。
この歳になっても新しい恋をするあたりが、海外っぽくて何とも素敵だなと思いました。
画像引用元:imdb
どこを切り取っても絵になる舞台
伝統的なカフェ・ザッハーはもちろんのこと、出てくるシーンはどこも素敵です。
サヴァリッシュさんが住んでいるホテル・ザッハーの1室は、もっとも豪華な「グランド・シグニチャー・スイート」だそうで、王室のような豪華さでした。
カールとミリアムが調べものをするウィーン大学図書館も歴史的建造物で、ハリポタに出てくるようなかっこよさです。
ふたりのデート?で鑑賞したオペラの舞台、ウィーン国立歌劇場もとっても煌びやか。
ミリアムのケーキ屋さん「Aromat」もとっても可愛いです!
歴史的よりは現代的なオシャレカフェというような感じで、ミリアムが作るマカロンやクッキー、マフィンなどの可愛いスイーツがまた映えます。
こちらのお店は実際にあり、本当はガレットとクレープの専門店だそうです。
画像引用元:Austria Info
余談ですが、カールのルームシェアの部屋や、ベルリンの兄カップルの部屋、カールの職場も、欧風な感じでどれもオシャレでした。
本作のロケ地は、こちらのサイトに詳しくまとめられています。
映画『ザッハトルテ』ロケ地ガイド|Austria Info
現地で食べたくなる名物
本作品のタイトルにもなっている「ザッハトルテ」。
世界的に有名なウィーンの名物ですが、その名の通りカフェ(ホテル)・ザッハーが元祖です(発明者は見習い菓子職人だったフランツ・ザッハー)。
本作では、作られてる工程もちょっと映ります。
一生に一度は、オリジナルを食べてみたいですよね。
ウィーンでは木箱に入った定番のお土産としても売っています。
また、ウィーンにはたくさんの種類のコーヒーがあり、見た目も名前も可愛いです。
カールは泡立てミルクを入れたエスプレッソ「メランジュ」。
サヴァリッシュさんは生クリームが乗った「アインシュペナー(ウィンナーコーヒー)」。
オーストリアの女帝が好んだという、オレンジリキュールの入ったその名も「マリアテレジア」なんてものもあります。
画像引用元:Hotel Sacher
ザッハトルテともうひとつ、本作で食べてみたくなるのが出店のソーセージ!
カールたちがオペラを観終わった後立ち寄る「ビッツィンガー(Bitzinger)」。
国立歌劇場の隣りにある有名なソーセージスタンドで、終演後にここでソーセージを食べるのがオペラ通の粋とされているそうで、ウィーンらしいのはチーズの粒が入った「ケーゼクライナー」だとか。
また、ベルリンでカールがニニに出会ったのもソーセージスタンド:「コノプケス・インビス(Konnopke’s Imbiss)」。
ベルリンの名物「カリーブルスト(カレーソーセージ)」の人気店だそうです。
画像引用元:Austria Info
『ザッハトルテ』の視聴方法
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本作はクリスマス直前で話が終わりますが、ウィーンのクリスマス気分を少しだけ味わえると思います。
クリスマスに見る映画としてオススメです。
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アイキャッチ画像引用元:Amazon Prime Video
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