ビジュアルが可愛く、興味を持ちました
幻想的なアニメーションと音楽、こどもの歌声が魅力の作品です
Overview –概要–
原 題 :Song of the Sea
製作年 :2014年
製作国 :アイルランド
ジャンル:アニメ、キッズ、ファンタジー
上映時間:1時間34分
監 督 :トム・ムーア
アイルランドに伝わる妖精「セルキー*」の母親と人間の父親の間に生まれた兄妹の冒険を描き、母に教わった神話が混じって物語が展開するファンタジー作品。
*セルキー:海の中ではアザラシ、陸では人間の姿になる神話の妖精
─ あなたは世界一のお兄ちゃんになるわ
─ ママ、私はここにいたい
貝殻からは、海の歌が聞こえる海辺の灯台の家で、幼いベンはお父さんお母さんと暮らしていました。ベンは大好きなお母さんから「あなたは世界一のお兄ちゃんになるわ」と褒められて、赤ちゃんが産まれてくるその日を楽しみにしていました。優しくて物知りなお母さんはベンにたくさんのお話や歌を教えてくれます。巨人のマクリルと愛犬の物語や、アザラシの妖精セルキーが歌うと妖精が家に戻れる不思議な伝説、古い言葉で綴られる美しい歌など……。
ある晩、ベンはお母さんに海の歌が聞こえる貝の笛をもらいました。うれしくて、笛を大事に抱いて眠りについたのでしたが、目を覚ますとお母さんの姿がありません! お母さんは赤ちゃんを残して、海へ消えたのです。それから今も、ベンとお父さんの心は傷ついたまま。お母さんがいなくなったのは妹・シアーシャのせいだと思っているベンは、ついつい彼女に意地悪をしてしまうのでした。6年がすぎて、今日はお母さんの命日でもある、シアーシャの誕生日。町からお祝いにやってきたおばあちゃんは、いまだに喋らない彼女が心配でたまらないようです。その夜、シアーシャは美しく不思議な光に導かれ、お父さんが隠していたセルキーのコートを見つけ、海へ入ってしまいました。悲劇の再来を恐れたお父さんはコートを海へ投げ捨ててしまい、おばあちゃんは嫌がる兄妹を町へ連れて行くのでした。町はハロウィンでお祭り騒ぎ。居心地の悪いおばあちゃんの家から抜け出した兄妹は、愛犬クーとお父さんが待つ家へ向かいます。そんなふたりの後を妖精・ディーナシーの3人組が追いかけます。彼らはシアーシャがセルキーだと気づき、フクロウ魔女のマカとその手下のフクロウたちのせいで石にされた妖精を元通りにしてほしいと頼んできたのです。その時、4羽のフクロウがシアーシャに襲いかかり、ディーナシーたちの感情を吸い取って石に変えてしまいました。その場は逃げ切ったふたりでしたが、ベンが目を離した隙にシアーシャがいなくなってしまいました。妹を探すうちにベンは語り部の精霊・シャナキーから、マカの歪んだ愛情が妖精の国と妹の命を消しつつあると教えられます。マカの魔力に勝てるのはセルキーの歌だけ。それもハロウィンの夜が明けるまでに歌わないと、すべてが消えるというのです。ベンは、妹と妖精たちを救えるのでしょうか!?
出典:映画『Song of the Sea 海のうた』公式サイト
以下はネタバレも含み、視聴した方向けに書いていますので、作品を視聴してからの閲覧をおすすめします
Opinion –個人的な感想–
癒しのアニメーションと声
アニメーションがとても可愛いです
丸いフォルムのシアーシャやアザラシ達が特に
もうひとつ可愛い要素は「声」
大人ではなく、子供が声優をしています
幼いベンの声は特に可愛いし、最後シアーシャの歌声は心に沁みます
吹き替えを担当したのは
ベン役で本上まなみ、父コナー役にリリー・フランキー です
画像引用元:http://songofthesea.jp/#theater
幻想的なケルティック音楽
特徴的なキャラクターデザインですが
背景画や色合いは水彩画のように芸術的で、ケルティックな雰囲気の音楽も幻想的
ソング・オブ・ザ・シー 海のうた (オリジナル・サウンドトラック) – Amazon
アーティスト: Various Artists
出版社/メーカー: Universal Music LLC
発売日: 2016/08/19
メディア: MP3 ダウンロード
神話をもとにしたストーリー
ストーリーは神話にそったファンタジーですが
芸術的なアニメーションと幻想的な音楽の効果か、最後は感動して泣けます
ちなみに、魔女マカは善悪の姿に変化するので
ジブリの湯婆婆(銭婆)や荒れ地の魔女に似ていて、迫力がありました
画像引用元:http://songofthesea.jp/#theater
癒されたいときにオススメの映画(サントラも)です
~fin~
アイキャッチ画像引用元:thejapantimes ‘Song of the Sea’: Seals, fairies and ancient folk songs
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