月額550円(税込)で12万本以上の映画やドラマ、アニメや音楽にいたるまでの映像作品を視聴できる動画配信サービス「dTV」。
映像や音楽のライブ配信を見るなら、せっかくなら大画面のテレビで楽しみたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、dTVをテレビで見る7つの方法を価格や特徴に注目しながら紹介し、テレビで見れないときの対処法についても解説していきます。
「dTVをテレビで見たい」という人はぜひ、参考にしてみてくださいね。
dTVをテレビで見る7つの方法
使用機器 |
特徴 | 価格 |
Fire TV | ・テレビのHDMIに挿すだけ ・リモコン付き ・価格が安い |
4,980円~ |
Chromecast | ・テレビのHDMIに挿すだけ ・リモコンがない機種もある ・価格が安い |
5,070円~ |
Apple TV | ・テレビのHDMIに挿すだけ ・価格が高い |
17,800円~ |
ドコモテレビターミナル | ・ドコモが販売しているSTB ・価格が比較的高い |
17,424円~ |
ひかりTV対応チューナー | ・ひかりTV、ひかり回線の契約が別途必要 | 32,388円~ |
HDMIケーブル | ・パソコンなどの端末に接続するだけ ・画質が粗い |
500円~ |
スマートテレビ | ・ネット接続が可能なテレビ ・価格が高い |
30,000円~ |
上の表は、dTVをテレビで見る方法をカンタンに一覧化したものになります。
- Fire TVシリーズを使う
- Chromecastを使う
- Apple TVを使う
- ドコモテレビターミナルを使う
- ひかりTV対応チューナーを使う
- HDMIケーブルでテレビと端末を接続する
- dTV対応のスマートテレビで視聴する
ここからは、dTVをテレビで見るための7つの方法について、それぞれ詳しく解説していきます。
① Fire TVシリーズを使う
Amazonが提供する「Fire TV」シリーズは、テレビのHDMI端子に接続するだけで、dTVをテレビで見ることができます。
Fire TVシリーズは大きく分けて以下の3種類にわけられます。
機器名 | 価格 | 形状 | 特徴 |
Fire TV Stick | 4,980円~ | スティック型 | ・安い ・ストレージ8GB ・メモリ1GB |
Fire TV Stick 4K Max | 6,980円~ | スティック型 | ・4K対応 ・Wi-Fi6対応 ・ストレージ8GB ・メモリ2GB |
Fire TV Cube | 14,980円~ | キューブ型 | ・4K対応 ・Alexa内臓スピーカー ・ストレージ16GB ・メモリ2GB |
「Fire TV Stick」は、この後に紹介するGoogleの「Chromecast」や、Appleの「Apple TV」と比べても値段が安く、リモコンも付属されているので直観的に操作できるのが嬉しいポイントです。(Fire TVと値段の近いChromecastの安いモデルにはリモコンが付いていません。)
出典:Amazon
「Fire TV Stick 4K Max」は、4K画質に対応しており、高画質で動画を再生することができます。
ただし、4K対応テレビであることが必要なので、自分の家のテレビスペックを確認してから購入しましょう。
「Fire TV Cube」は、こちらも4K画質に対応しており、かつ音声サービス「Alexa」が内蔵されているので、声を出すだけでテレビをつけて動画再生まで行うことができます。
ハンズフリー生活に憧れている人はスティック型に比べるとちょっとお高いですが、こちらもオススメとなります。
サイズもそこまで大きくなく、部屋の景観を損ねないデザインなのでインテリアとしても活躍するでしょう。
② Chromecastを使う
出典:NewsPicks
「Chromecast」は、Googleが提供するメディアストリーミングデバイスです。
「Fire TV Stick」シリーズと同じく、テレビのHDMI端子に接続するだけで、dTVをテレビで見ることができます。
ちなみに現在販売されているのは以下の2種類です。
機器名 | 価格 | 特徴 |
Chromecast | 5,070円~ | リモコンなし |
Chromecast with Google TV | 7,600円~ | リモコン付き |
「Chromecast」は、Fire TVシリーズと仕様は似ているのですが、最大の特徴の差はリモコンが付属していない点です。
自分がもっているスマホをリモコンとして設定するので、スタイリッシュなスタイルとも言えます。
「Chromecast with Google TV」は4K対応で、リモコン付きですが値段が少し高くなります。
もし迷った場合は、
- リモコンが付いている方が良いなという人⇒「Fire TV」シリーズ
- リモコンが付いていない方が良いなという人⇒「Chromecast」
を利用するのがいいでしょう。
③ Apple TVを使う
「Apple TV」は、Appleが提供するSTB(セットトップボックス)です。
テレビのHDMI端子をApple TVに接続して、「App Store」からdTVアプリをインストールすればテレビで見れるようになります。
動画配信サービス以外にも、その他ゲームや音楽、写真などのコンテンツも利用できます。
機器名 | 価格 |
Apple TV HD(32GB) | 17,800円~ |
Apple TV 4K(32GB) | 21,800円~ |
Apple TV 4K(64GB) | 23,800円~ |
スタイリッシュな見た目で、普段Apple純製品を利用していることが多い人は親和性の高いデバイスでしょう。
しかしApple製品にありがちの値段が高いという理由から、dTVなどの動画配信サービスを見るだけならコスパはよくないのでよく検討したほうがいいでしょう。
④ ドコモテレビターミナルを使う
出典:ロボスタ
「ドコモテレビターミナル」は、ドコモが提供するSTB(セットトップボックス)です。
dTV以外にも、dアニメストアやひかりTV、DAZNなどの動画配信サービスも利用でき、ひかりTVは地デジやBSにも対応していたり、録画機能がついていたりして便利です。(dTVチャンネルは2022年3月31日にサービス終了予定です。)
現在販売されている最新機種は「ドコモテレビターミナル02」で通常価格が17,424円ですが、2022年1月31日までなら割引で6,424円で購入することができるようです。
⑤ ひかりTV対応チューナーを使う
出典:ひかりTV公式サイト
テレビに「ひかりTV対応チューナー」を繋げると、dTVを見ることができます。
これは「ひかりTV」、「ひかり回線」を契約した人のみが利用できるサービスであり、また価格も高いのでdTVを見るためだけに契約するのはオススメできないです。
⑥ HDMIケーブルでテレビと端末を接続する
「HDMIケーブル」を使って、スマホやタブレットとテレビを接続すれば、dTVをテレビで見ることができます。
HDMIケーブル自体はとても安いですが、注意しないといけない点がいくつかあります。
■注意点
・スマホやタブレットのケーブル規格によって、テレビに映像が出力されない場合がある
・HDMIケーブルだけでなく、変換アダプタが必要な場合がある
・映像を複製しているだけなので、画質はもとのデバイスに依存し、テレビだと画質が粗い場合がある
・ケーブルの配線が邪魔になる場合がある
スマホやタブレット、パソコンの画面をテレビ画面で見ようとすると、画面サイズが引きのばされることになるので、高画質に対応していない作品だと画質の荒さが目立ってしまいますので、注意しましょう。
⑦ dTV対応のスマートテレビで視聴する
テレビ自体がインターネットに接続できるので、自由にアプリを追加することができるのが「スマートテレビ」です。
dTVが対応しているスマートテレビであれば視聴可能となりますが、値段は数万~数十万はするので安い買い物ではないでしょう。
dTVが対応している機種は以下のとおりです。
・ソニー ブラビア | 詳細は:sony.jp
・パナソニック ビエラ | 詳細は:panasonic.jp
・パナソニック ディーガ | 詳細は:panasonic.jp
・東芝 レグザ | 詳細は:toshiba.co.jp
・船井電機 dTV対応テレビ | 詳細は:funai.jp
・日立 Wooo | 詳細は:av.hitachi-ls.co.jp
・シャープ AQUOS | 詳細は:sharp.co.jp
・ハイセンス dTV対応テレビ | 詳細は:hisense.co.jp
dTVに対応しているスマートテレビやレコーダーを知りたい人はこちらから参照できます。
dTVがテレビで見れないときの対処法
dTVがテレビで見れないときは、以下のような原因が考えられます。
- 通信環境の不具合
- ルーター機器の不具合
- 他デバイスでの同時視聴
- 登録デバイスの上限台数に達している
- 月額料金の支払いができていない
- 海外から見ようとしている
それぞれの事象と対処法について、それぞれ詳しく解説していきます。
通信環境の不具合
dTVはWi-Fiの通信環境を利用して視聴しますが、通信状況が悪い状況で利用しようとすると再生するまでに時間がかかったり、再生中カクツキが生じたり、再生できなかったりします。
この場合は、通信環境が良い場所で再トライしてみましょう。
有線の接続が可能な環境をお持ちの場合は、一度有線の接続を確かめてみて通信環境をチェックするといいでしょう。
ルーター機器の不具合
ルーター機器を利用している人は多くいると思いますが、ルーター機器に不具合が起きて通信がうまくいっていないこともあります。
この場合は、ルーター機器を一度再起動してみるといいでしょう。
一時的なクラッシュのようなケースでしたら改善する見込みが大きいです。
他デバイスでの同時視聴
dTVは1アカウントにつき5台までデバイス登録できますが、同時に視聴することができません。
他のデバイスで動画視聴をしていないかをチェックしましょう。
登録デバイスの上限台数に達している
dTVは1アカウントにつき、5台までデバイスを登録することができます。
6台目以降のデバイスを登録したい場合、すでに登録しているデバイスを削除すれば、登録可能となります。
月額料金の支払いができていない
当然ですが、dTVの月額料金が支払われていなければ、dTVを利用することはできません。
「クレジットカードの有効期限が切れている」「電話料金合算払いにしていて、ドコモ回線の料金が支払われていない」など何らかの理由で支払われていないことを考慮して確認してみましょう。
海外から視聴しようとしている
dTVは国内で利用できる動画配信サービスなので、海外から視聴することはできません。
海外旅行先の現地で、利用することはできないので注意しましょう。
dTVはゲーム機に対応していない
U-NEXTやHulu、Netflixなどはプレステ等のようなゲーム機に対応していますが、残念ながらdTVはゲーム機に非対応です。
マルチデバイス対応として、dTVにはゲーム機に対応してほしいところですね。
そのためdTVをテレビで見るためには、上記で紹介した方法の中から選びましょう。
dTVをテレビで見る方法のまとめ
dTVをテレビで見るための方法をまとめると、
・最安値の場合、HDMIケーブル(画質が粗い、有線ケーブルが邪魔…)
・コスパ/機能面で最もオススメなのは、「Fire TV Stick」
・お金に余裕があるのならば、スマートテレビの購入(買い替え)
今回紹介したテレビで見る方法の中で、自分のライフスタイルにあった方法がみつかるといいですね。
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