アニメ『小林さんちのメイドラゴンS』は、クール教信者による漫画を原作としたアニメーション作品です。
独り身OL・小林さんとメイド姿のドラゴン・トールたちの元に、新キャラ・イルルが登場し、また一波乱起きそうな予感の異種族間交流コメディの第2弾です。
今回は『小林さんちのメイドラゴンS』の作品概要やキャスト、考察や無料配信サービスをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
『小林さんちのメイドラゴンS』の作品概要
出典:「小林さんちのメイドラゴンS」公式サイト
原 作 :クール教信者
監 督 :石原立也
製作年 :2021年
製作国 :日本
ジャンル :日常
話 数 :第2期『小林さんちのメイドラゴンS』 – 12話
アニメーション制作:京都アニメーション
『小林さんちのメイドラゴンS』の登場人物・声優
- 小林さん(こばやしさん)(CV:田村睦心)
- トール(とーる)(CV:桑原由気)
- カンナ(かんな)(CV:長縄まりあ)
- エルマ(えるま)(CV:高田憂希)
- イルル(いるる)(CV:嶺内ともみ)
- ルコア(るこあ)(CV:髙橋ミナミ)
- ファフニール(ふぁふにーる)(CV:小野大輔)
- 滝谷 真(たきや まこと)(CV:中村悠一)
- 才川リコ(さいかわ りこ)(CV:加藤英美里)
- ジョージー/才川 苗(じょーじー/さいかわ さなえ)(CV:後藤邑子)
- 真ヶ土 翔太(まがと しょうた)(CV:石原夏織)
- 会田 タケト(あいだたけと)(CV:下野紘)
『小林さんちのメイドラゴンS』のあらすじ
出典:「小林さんちのメイドラゴンS」公式サイト
あのはちゃめちゃドラゴンメイドが再び!
自称究極メイドのトールは、今度オープンする新しいメイド喫茶にライバル心を燃やして殴り込みに行くが、なぜかトールは働くことに。
そんな変わらない日常を過ごしていると、トールのもとに混沌勢の最過激派のドラゴン・イルルが襲ってくる。
街を守りながら戦うトールは全力が出せずに苦戦していたが、小林さんが機転を利かせてエルマと取引し、甘いものと引き換えに街に障壁を張らせたおかげで、トールは全力を出してイルルの撃退に成功する。
出典:「小林さんちのメイドラゴンS」公式サイト
再び襲撃してくるイルルだったが、本当は仲良くしたいイルルの事情を知った小林さんは、一緒に遊ぼうと伝える。
そのとき別のドラゴンが小林さんを襲撃してくるが、トールが殺伐とした表情で駆け付け、これを撃退する。
翌朝、小林さんは自宅で目を覚ますと、横にはイルルが一晩中看病をしており、その成り行きでイルルも一緒に生活することになる。
しばらくは、イルルは小林さんちでだらだらと生活していたが、トールに咎められて仕事を探し、子供好きということから近所の駄菓子屋さんで働くことになった。
小林さんはイルルを助けた代償に、魔法で股間に「アレ」をつけられ、今まで何とも思っていなかったトールやカンナに悶々とするような1日を迎えたり、翔太が使い魔との関係性で主導権を握るためにルコアの弱みを見つけようとしたり、カンナと才川リコが微笑ましい学校生活や私生活を過ごしたりなど、平凡な日常が訪れる。
出典:「小林さんちのメイドラゴンS」公式サイト
ある日、エルマとトールは商店街で会うなり、お互いにいがみ合い、戦闘に発展する。
戦闘もピークになるであろうときにエルマはトールに向かって、「昔みたいに私と仲良くしろー!」と本音をぶちまける。
かつてエルマとトールはドラゴンの世界で共に旅をした仲でもあり、エルマは本当は仲良くしたいのだった。トールも同じ気持ちであり、2人の関係は回復するのだった。
一方、小林さんは魔法式の羅列と会社の独自プログラミング言語が似ていることに気付き、所長に話を聞きにいくことになる。
そこにはトールの父である終焉帝がいて、ドラゴンと人間の世界の思わぬ接点を聞かされる。その中で、トールが過ごしてきた過去、そして自由を求めて神々にトール1人で戦いを挑んだことを知る。
小林さんはトールに対して、こんな自分は恩返しされるような器なのかと複雑な思いを巡らすようになる。
そんな状態で夏祭りが始まり、2人で屋台を巡った際に、小林さんの気持ちを汲んだトールは、「無自覚に救ってくれる小林さんが大好き」と素直な気持ちを伝える。小林さんは笑顔で「重い」と答えるが、なぜか気持ちが楽になった小林さんなのだった。
出典:アキブラ
夏真っ盛りの時期、ルコアが「肉片が花になる」というドラゴンから肉片をわけてもらったので、みんなでお花見をすることになる。
おいしいご飯を食べたり、一発芸を楽しんだり、腕相撲大会を行うなど盛り上がる。
その最後のイベントとして、トールが小林さんと結婚式をとり行うと言い出し、小林さんを花嫁姿に変身させる。
トールは熱く求婚するが、小林さんは「アホかー」と言って逃げだす。
そんなこんなで小林さんとトールたちのゆるく、かけがえのない日常は続いていくのだった。
『小林さんちのメイドラゴンS』の主題歌
オープニングテーマ
「愛のシュプリーム!」 / fhána
作詞 林英樹 / 作曲・編曲 佐藤純一
エンディングテーマ
「めいど・うぃず・どらごんず︎❤︎」 / トール(桑原由気)、カンナ(長縄まりあ)、エルマ(高田憂希)、ルコア(高橋未奈美)、イルル(嶺内ともみ)
作詞 松井洋平 / 作曲・編曲 星銀乃丈
「イシュカン♡リレーションシップ」 / トール(桑原由気)
作詞・作曲・編曲 星銀乃丈
650万回以上再生されているオープニングテーマ曲▼
『小林さんちのメイドラゴンS』シリーズの関連作品
・小林さんちのメイドラゴン(2017年)
『小林さんちのメイドラゴン』(2017年)
出典:dアニメストア
人間と人間世界に溶け込んだドラゴン娘の日常を描く異種族間交流コメディです。
ある日、独り身OLの小林さんのもとにやってきたメイド姿のドラゴンのトール。
トールだけではなく、他のドラゴン娘も集まってきて、小林さんの日常が少しずつ変わっていきます。
『小林さんちのメイドラゴンS』シリーズを配信しているサービス
▼配信状況(「◎」:見放題で視聴できます /「¥」:レンタル料金を払って視聴できます /「×」:配信されていません )
作品名 | 配信状況 | 配信状況 |
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小林さんちのメイドラゴン | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ¥ | ◎ | × | ◎ |
小林さんちのメイドラゴンS | ◎ | × | ◎ | ◎ | ¥ | ◎ | × | ◎ |
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『小林さんちのメイドラゴンS』の感想
異種族間交流コメディ作品の「小林さんちのメイドラゴン」の第2弾となる作品で、主要人物の内、新キャラとしてドラゴンのイルルが登場します。
第1期に登場していたドラゴン娘たちと同様、小林さんの優しさに陥落して、仲良くなっていくのですが、またもや規格外の巨乳でした。
もはやトールの胸のサイズが普通に見えてくるほど、巨乳のドラゴンが多いので、その点に関してはぶっ飛んでいますよね。
第2期の本作でも、ドラゴン娘たちの可愛いシーンがたくさんあり、トールの王道の好き好きアピールやカンナの好奇心旺盛で純粋無垢なかわいい姿に悶々とします。
新キャラ・イルルは年齢的にはトールと同年代のようですが、振る舞いは子供っぽさが残るので、カンナと一緒にいる方がキャラ立ちしているような気もしました。
こんな娘がほしい…(笑)
出典:「小林さんちのメイドラゴンS」公式サイト
また、第1期と大きく違ったなと思ったのは、トールの過去に触れるストーリーが多くなっていた点です。
トールは終焉帝という「混沌勢」のドラゴン・ダモクレスの子供なのですが、父・ダモクレスはトールには勢力の枠組みにとらわれないでほしいという思いから、自由に旅をさせていました。その旅の過程でカンナやファフニール、ルコア、そしてエルマたちと会っているのでした。
トールはエルマと行動を共にした時期もあるようで、昔は仲が良かったのですが、仲たがいしてしまったことを後悔していたからこそ、人間世界で「昔みたいに私と仲良くしろー!」という本音がエルマの口からでてきたのですね。
エルマは心の中ではずっと仲良くしたかったんだなーということを考えると、ピュアで良い子だなと思いました。
出典:ホモビの刃速報
一方の小林さんですが、トールと出会うまでの前の話を父である終焉帝から聞かされてからトールとの接し方がぎこちなくなりますが、トールはそんな小林さんの気持ちを汲み取って、「私はそんな小林さんが大好きです!」というのはいい子すぎる~と思いました。
こんなできたメイドがいるでしょうか!かわいすぎました…。
リアルの世界にこんなに純粋な行為を向けてくれる女性がいたらどんなに幸せなんだろうと思うほど、一途でストレートな想いをぶつけるトールはやっぱり大好きです(リアルにいたらすみません)。
最終回では、お花見をすることになり、トールがいきなり小林さんと結婚式をとり行おうとするのですが、それに対して小林さんが「アホかー」と突っ込むあたりもいつもの小林さんで、こんな平凡だけどかけがえのない日常って素晴らしいなと感じました。
出典:もゆげん
明日は仕事だけど、今日を楽しもうという小林さんのライフスタンスもいいなあと思いますし、きっとストレス耐性強いんだろうなと勝手ながら思いました。
まわりに存在する当たり前のものを愛し、日常を楽しむことが大切なんだと感じることができたアニメでした。
癒しを求めている人はぜひ2期まで観てほしい作品です。
京都アニメーションの他作品
- 『フルメタル・パニック』シリーズ(2003年、2005年)
- 『AIR』(2005年)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年、2009年)
- 『Kanon』(2006年)
- 『らき☆すた』(2007年)
- 『CLANNAD』シリーズ(2007年~2009年)
- 『空を見上げる少女の瞳に映る世界』(2009年)
- 『けいおん!』シリーズ(2009年、2010年)
- 『日常』(2011年)
- 『氷菓』(2012年)
- 『中二病でも恋がしたい!』シリーズ(2012年、2014年)
- 『たまこまーけっと』(2013年)
- 「Free!」シリーズ(2013年、2014年、2018年)
- 『境界の彼方』(2013年)
- 『甘城ブリリアントパーク』(2014年)
- 『響け! ユーフォニアム』シリーズ(2015年、2016年、2019年)
- 『無彩限のファントム・ワールド』(2016年)
- 『小林さんちのメイドラゴン』シリーズ(2017年、2021年)
- 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズ(2018年、2019年、2020年)
- 『ツルネ -風舞高校弓道部-』(2018年)
- 『バジャのスタジオ ~バジャのみた海~』(2020年)
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アイキャッチ画像参照元:dアニメストア
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