アニメ『薔薇王の葬列』は、菅野文のマンガが原作で、J.C.STAFFがアニメーション制作を担当する、ダークファンタジーアニメです。
2022年1月に放送開始予定です。
イギリス王朝のランカスター朝/ヨーク朝、薔薇戦争時代の、ヨーク家の三男「リチャード三世」を主人公に、当時の時代を描いた架空のストーリーです。
今回は『薔薇王の葬列』の作品概要やキャスト、感想や無料配信サービスをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
『薔薇王の葬列』の作品概要
原 作 :菅野文
監 督 :鈴木健太郎
製作年 :2022年
製作国 :日本
ジャンル :ダークファンタジー
アニメーション制作:J.C.STAFF
『薔薇王の葬列』の主要な登場人物・声優
- リチャード(CV:斎賀みつき)
- ヘンリー(CV:緑川 光)
- ヨーク公爵リチャード(CV:速水 奨)
- エドワード(CV:鳥海浩輔)
- ジョージ(CV:内匠靖明)
- ウォリック伯爵(CV:三上 哲)
- ケイツビー(CV:日野 聡)
- マーガレット王妃(CV:大原さやか)
- エドワード王太子(CV:天﨑滉平)
- ナレーション(CV:大塚芳忠)
『薔薇王の葬列』のあらすじ
画像引用元:https://landing.akitashoten.co.jp/baraou/
王冠を掴め。たとえ悪魔になってでも。
中世イングランド。
ヨーク家とランカスター家が王位争奪を繰り返す薔薇戦争時代。ヨーク家の三男として生まれたリチャードは、母からは「悪魔の子」と疎まれる一方、同じ名を持つ父からは真っ直ぐな愛情を受けて育っていた。
リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。
だがリチャードの純粋な願いは、イングランドに戦乱の嵐を招くことになる。
さらにリチャードは、男女2つの性を持って生まれたという秘密があった。
誰にも明かせぬ秘密を胸に秘めたまま、リチャードもまた戦いの渦中に巻き込まれていく。
そこで待つのは、彼を愛する人たちとのかけがえのない時間と決定的な別離。痛ましくも美しい邂逅と別離が、「悪」への道へとリチャードを誘っていく――。
『薔薇王の葬列』の主題歌
オープニングテーマ
現在情報なし
エンディングテーマ
現在情報なし
『薔薇王の葬列』の関連作品
『薔薇王の葬列』ドラマCD
『薔薇王の葬列』ドラマCD付き限定特装版 第7巻は、コミック4~5巻の内容を中心に、原作者・菅野文がシナリオを再構築しており、ここでしか聞けない書き下ろしエピソードが満載です。
<ドラマCD CAST>
斎賀みつき(リチャード役)
浪川大輔(ヘンリー役)
松岡禎丞(エドワード王子役)
細谷佳正(ケイツビー役)
佐藤拓也(エドワード四世)
子安武人(ウォリック役)
『薔薇王の葬列』を配信しているサービス
現時点では未公開のため配信サービスなし
『薔薇王の葬列』(原作)の感想
原作のマンガの原案は、ウィリアム・シェイクスピアの「ヘンリー六世」「リチャード三世」で、最新刊は現時点で15巻です。
個人的に「イギリス王朝」の話が好きなこともあり、興味を持って読みましたが、まず最大の魅力は作画の美しさです。
基本的に美男美女しか出てきませんし、イギリスが舞台なので、目鼻立ちが大きく整った、少女漫画っぽい華やかな絵が特徴です。
原作マンガの作画が見れるスペシャルムービーもありますので、見てみてください。
特に特徴的なのは、主人公のリチャードでしょう。
他のキャラクターが金髪ロン毛だったりと眩しいキャラが多いのですが、リチャードは基本黒装束でパンク感・エモ感たっぷりなビジュアルで、コアなファンにはたまらない存在だと思います。
また、ストーリーの始まりから忌み子として不幸な運命を背負っており、主人公が不幸のどん底から這い上がるストーリーは、誰もがのめり込んでしまう内容だと思います(最終的にハッピーエンドになるかは、まだわかりませんが)。
彼が母親から忌み子と疎まれた理由である「両性具有」(男女両性を兼ね備えた存在)であるのも、最大の特徴です(史実ではもちろん男性)。
個人的に本作以外でそんなキャラは知らないので、かなり珍しい設定だと思います。
そんなリチャード特有の魅力に、周りの男女が惹かれていく、独特な恋愛ストーリーにもなっています。
続いて特徴的なのは、本作のヒーロー役?であるヘンリー(六世)です。
何が特徴かというと、史実では、ヘンリー六世はリチャード三世より31歳も年上で、リチャードと同年代の息子・エドワード王太子がいます。
しかし見た目はリチャードや息子のエドワード王太子と大して変わらない青年に見えるという、年齢不詳なキャラが彼の不思議な魅力ポイントでもあります。
(原作者の菅野文も「永遠の18歳」「お好きな設定でお読みください」とコメントしていました)
画像引用元:https://landing.akitashoten.co.jp/baraou/
個人的に注目したキャラは、リチャードの兄でヨーク家長男のエドワード四世が妻に迎える、エリザベスです。
先に読んだ英国の歴史小説家フィリッパ・グレゴリーの小説「白薔薇の女王」では主人公だったので、プラスのイメージしかなかったのですが、本作では「悪女役」なので、キャラクターのイメージが大きく異なり興味深かったです。
エリザベスは、戦死した夫の復讐のためにエドワード四世に近付き、王子を産んで王位に就けようと企んでいます。
この、様々な人物が王座を狙って謀略したりするドロドロの人間関係が、ロイヤルストーリーの面白いところでもあります。
TVアニメは、2022年1月からの連続2クール放送で、物語の完結までを描くそうです。
リチャードが幼少期から描かれ、恐らく王位に就き、もしかしたら死没まで描かれるかもしれません。
どんな結末を迎えるか、楽しみですね。
J.C.STAFFの他作品
J.C.STAFFの代表的な作品は以下です。
- 『スレイヤーズ』(1995年〜2009年)
- 『少女革命ウテナ』(1997年)
- 『アリスSOS』(1998年〜1999年)
- 『あずまんが大王』(2002年)
- 『ハチミツとクローバー』(2005年)
- 『灼眼のシャナ』シリーズ(2005年〜2012年)
- 『とらドラ!』(2006年〜2010年)
- 『ゼロの使い魔』シリーズ(2006年〜2008年、2012年)
- 『のだめカンタービレ』シリーズ(2007年、2008年、2010年)
- 『ハヤテのごとく』シリーズ(2007年〜2008年、2009年、2012年、2013年)
- 『とある魔術の禁書目録』シリーズ(2008〜2009年、2010年〜2011年、2018年〜2019年)
- 『バクマン。』(2010年〜2012年)
- 『君と僕。』(2011年、2012年)
- 『さくら荘のペットな彼女』(2012年〜2013年)
- 『ワンパンマン』(2015年、2019年)
- 『食戟のソーマ』(2015年〜2020年)
- 『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』(2015年、2019年〜2022年)
- 『斉木楠雄のΨ難』シリーズ(2016年、2018年、2019年)
- 『クジラの子らは砂上に歌う』(2017年)
- 『EDENS ZERO』(2021年)
アイキャッチ画像参照元:https://landing.akitashoten.co.jp/baraou/
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