2015年に放送されたアニメ『境界の彼方』。
異界士と呼ばれる特殊な一族の生き残りの少女と、存在しないはずの「半妖」の少年が出会い、人間に害を及ぼす「妖夢」と戦う姿を描いたダークファンタジーアニメです。
ここでは『境界の彼方』の作品概要、登場人物、声優、スタッフについて詳しく紹介していきます。
『境界の彼方』の作品概要
出典:アニメ壁紙.jp
ある日、半妖夢で不死身の身体を持つ少年・神原秋人は、今にも校舎の屋上から飛び降りそうな少女・栗山未来を見つけ、助けようとする。
しかし、彼女は妖夢を討伐する異界士であり、その中でも特異な呪われた血を持つ一族の最後の生き残りであった。
そのため、秋人にいきなり襲い掛かり胸を突き刺すが、秋人は不死身で死に至らなかった。
それ以降、秋人を討伐することに執着する未来であったが、結局秋人を倒すことは出来ず。
秋人は未来に他の妖夢を討伐するように諭し、妖夢討伐に協力するようになる。
やがて2人は大地主である名瀬家を巻き込んだ事件に関わっていくことになっていく。
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『境界の彼方』の登場人物・声優
栗山 未来(くりやま みらい)(CV:種田梨沙)
出典:旧あにまん!
身長:152cm、血液型:自称O型、誕生日:3月31日
本作のヒロイン。血を操る系譜の異界士で、その能力は異界士の中でも呪われた一族とされ、敬遠されている存在。
眼鏡がとても似合う少女で、普段はぬけた性格だが、戦闘時は冷静な判断をする。
右手に力を制御する指輪を身に着けており、これを外すと血液を自在に操る攻撃ができる。使いすぎると貧血を起こす。
かつて「虚ろな影」に憑依された親友の唯を犠牲にしてしまったことを後悔している。
秋人と出会った当初は、秋人を邪悪な妖夢と見なして執拗に襲撃していた。
こちらの世界に来た理由は、「虚ろな影」を倒すためというのは建前で、本当の目的は「境界の彼方」である秋人を討伐するためであった。
「境界の彼方」として覚醒した秋人との死闘の末、自分の命と引き換えに秋人の体内から「境界の彼方」を取り除くことに成功する。
神原 秋人(かんばら あきひと)(CV: KENN、田中メイ(小学生時代))
出典:プリ画像
身長:171cm、血液型:A型、誕生日:10月7日
本作の主人公。異界士の母と妖夢の父の間に生まれた半妖で、不死身の特性をもつ。
不死身というのは、正確には死に至る負傷をしても死なずに再生するだけで、痛みは伴う。
ツッコミ役であり、自らをメガネストと呼ぶほどの眼鏡好きである。
ある条件下で自我が消失し妖夢としての本能が暴走すると、異常な破壊衝動に従って行動し、異能力を無効化する咆哮や1発で大爆発を起こす火炎弾を放ったりする。
現在は異界士の名瀬家と休戦協定を結び、名瀬家管轄の地域に滞在している。
秋人の妖夢としての側面は「境界の彼方」であり、人間と妖夢のバランスが崩れて「境界の彼方」が覚醒してしまう。
未来との死闘の末、体内から「境界の彼方」を取り除かれ、不死の力を失う。
その後未来が生きていることを知り、「虚ろな影」を討伐した戦いで回収された妖夢石である「境界の彼方」の一部を使い、未来を助けに行く。
「境界の彼方」との最終決戦で妖夢としての力を使う。最終的には「境界の彼方」を受け入れ、再び「不死身の半妖」となる。
名瀬 美月(なせ みつき)(CV:茅原実里)
出典:ランこれ
身長:165cm、血液型:AB型、誕生日:11月1日
大地主かつ異界士として名を馳せる名瀬家の次女。
半妖の秋人を監視してはいるが、実際は秋人のことをすごく心配しており、秋人とは腹を割って話ができる。
サディスティックな言動がデフォルトだが、未来のことを気にかける優しい一面もある。
兄・博臣の妹好きに対しては気持ち悪がっているが、いざというときは助けを求めるなど、大きな信頼を置いている。
名瀬家の中で自身の能力が低いことや、前線で戦えないことにコンプレックスを感じている。
ヤキイモという小型妖夢を飼っており、戦闘時には共闘する。
名瀬 博臣(なせ ひろおみ)(CV:鈴木達央、佐倉綾音(小学生時代))
出典:ランこれ
身長:178cm、血液型:B型、誕生日:7月21日
大地主かつ異界士として名を馳せる名瀬家の長男。美月の兄。
シスコンで妹を溺愛しているが、妹には「気持ち悪い」と一蹴されている。
かつて暴走した秋人に殺されたかけた事件があったが、今では「アッキー」と呼び、冗談を言う間柄になっている。
空間を制御する「檻」という異能力を持つ異界士で、その能力の弊害として極度の冷え症で、常にマフラーやストールを巻いている。
秋人はこれを、過去に自分が暴走した際に負わせてしまった首の傷跡を隠すためではないかと思っている。
新堂 愛(しんどう あい)(CV:山岡ゆり)
出典:旧あにまん!
身長:146cm、血液型:不明、誕生日:8月25日
新堂彩華の写真館に居候している猫の妖夢。
彩華のお手伝いや写真のモデルなどをしている。
普段は美少女の姿をしているが、力が弱まったりすると、スコティッシュフォールドの猫又に戻る。
人間に対して敵意はなく、秋人とも親しい。
伊波 桜(いなみ さくら)(CV:豊田萌絵)
出典:あきひろのアニメニュース
身長:159cm、血液型:A型、誕生日:4月29日
昔、未来がお世話になっていた家の次女。
姉の唯を殺した未来を追って長月市にやってきた。
冷徹な印象だが、実際は姉思いの優しい性格である。
唯の死後、彼女の意志を継いで異界士になろうとしていたが、才能や力には恵まれていない。
そのため、未来の力に羨望や嫉妬とも言える感情を抱いている。
力を抑えた状態だった未来を襲撃したときは、力で圧倒するが、秋人や虚ろな影の襲撃によって撤退する。その後再度未来と対決するが、力を完全解放した未来には敵わなかった。
暴走した武器に取り込まれそうになったとこをを未来に救われ、未来と和解して同居している。
新堂 彩華(しんどう あやか)(CV:進藤尚美)
出典:ASCII.jp
身長:165cm、血液型:不明、誕生日:5月22日
昔からこの土地に住む強力な狐の妖夢だが、着物姿で異界士を生業とする変わり者。
表向きは写真館兼喫茶店を営んでいるが、異界士相手には妖夢石の鑑定なども行っている。
境界の彼方との最終決戦では、秋人と未来と共に多数の妖夢を倒した。
二ノ宮 雫(にのみや しずく)(CV:渡辺明乃)
出典:ランこれ
身長:168cm、血液型:A型、誕生日:6月18日
肉弾戦を得意とする異界士。普段は秋人たちの学校の教師をしている。
空間を捻じ曲げる異能力を持ち、主に防御に特化している名瀬家に攻撃の専門家として雇われている。
サバサバとした性格で美人なのだが、残念な部分もあるためよく男性に振られている。
特に勝負服のセレクトが残念…。
藤真 弥勒(ふじま みろく)(CV:松風雅也)
出典:脳とアニメーション
身長:180cm、血液型:A型、誕生日:1月8日
異界士協会から派遣されてきた男で、体内に妖夢を宿している。
桜を使って同系統の力を持つ鎌の強化をさせていた。
掴みどころのない性格で、何かと不審な行動を取っている。
「泉は自分と同じ」と言い、執着している様子がうかがえる。
名瀬 泉(なせ いずみ)(CV:川澄綾子)
出典:プリ画像
身長:170cm、血液型:RH-O型、誕生日:4月7日
名瀬家の長女で美月と博臣の姉。
普段の物腰は柔らかいが、美月とは異なる悪質な腹黒さを持っている。
敏腕の異界士で、檻の能力に優れた名瀬一族の中でも数名しか使えない「凍結界」や「白昼夢」などの能力を使うことができる。
凪の影響があれば、獣人化した秋人さえも抑え込む実力の持ち主。
神原 弥生(かんばら やよい)(CV:今野宏美)
出典:あきひろのアニメニュース
身長:160cm、血液型:B型、誕生日:3月13日
秋人の母親。巨乳で能天気。
サプライズが趣味のため、たびたび秋人を困らせている。
現在は放浪生活中のため秋人の元を離れており、不定期で生存報告葉書を息子へ送っている。
オムライス作りは壊滅的に下手という特徴もある。
『境界の彼方』の制作スタッフ
- 原作 – 「境界の彼方」鳥居なごむ
- 挿絵・キャラクター原案 – 鴨居知世(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
- 監督 – 石立太一
- シリーズ構成・脚本 – 花田十輝
- キャラクターデザイン・総作画監督 – 門脇未来
- 美術監督 – 渡邊美希子
- 色彩設計 – 宮田佳奈
- 小物設定 – 髙橋博行
- 妖夢設定 – 秋竹斉一
- 撮影監督 – 中上竜太
- 編集 – 重村建吾
- 音響監督 – 鶴岡陽太
- 音楽 – 七瀬光
- 企画プロデューサー – 八田英明
- プロデューサー – 瀬波里梨、中村伸一、斎藤滋、田中豪
- アニメーション制作 – 京都アニメーション
- 製作 – 境界の彼方製作委員会(京都アニメーション、ポニーキャニオン、ランティス、TBS)
『境界の彼方』のあらすじはこちら:https://osulabo.com/kyokainokanata/
アイキャッチ画像参照元:Vitaアニメ壁紙BOX
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