アニメ『境界の彼方』は、鳥居なごむのライトノベルを原作としたアニメーション作品です。
半妖夢で不死身の身体を持つ少年と妖夢を討伐する一族の異界士の少女が出会い、その2人の物語を描いています。
今回は『境界の彼方』の作品概要やキャスト、感想や無料配信サービスをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
『境界の彼方』の作品概要
出典:京都アニメーションホームページ
原 作 :鳥居なごむ
監 督 :石立太一
製作年 :2013年
製作国 :日本
ジャンル :ダークファンタジー
話 数 :12話
アニメーション制作:京都アニメーション
『境界の彼方』の登場人物・声優
- 栗山 未来(くりやま みらい)(CV:種田梨沙)
- 神原 秋人(かんばら あきひと)(CV: KENN、田中メイ(小学生時代))
- 名瀬 美月(なせ みつき)(CV:茅原実里)
- 名瀬 博臣(なせ ひろおみ)(CV:鈴木達央、佐倉綾音(小学生時代))
- 新堂 愛(しんどう あい)(CV:山岡ゆり)
- 伊波 桜(いなみ さくら)(CV:豊田萌絵)
- 新堂 彩華(しんどう あやか)(CV:進藤尚美)
- 二ノ宮 雫(にのみや しずく)(CV:渡辺明乃)
- 藤真 弥勒(ふじま みろく)(CV:松風雅也)
- 名瀬 泉(なせ いずみ)(CV:川澄綾子)
- 神原 弥生(かんばら やよい)(CV:今野宏美)
『境界の彼方』のあらすじ
出典:アニゲ総合
先輩は、どこにも行ったりしませんよね。
「ある一族」のたった1人生き残った少女と存在しないはずの「半妖」の少年の物語。
半妖夢で不死身の身体を持つ少年・神原秋人は、今にも校舎の屋上から飛び降りそうな少女・栗山未来と出会います。
彼女は、異界士の中でも特異な呪われた血を持つ一族の最後の生き残りでした。
平凡な毎日を過ごすはずでしたが、1人生き残った少女と半妖の少年が出会うことで、世界が大きく動き出していきます。
メガネが似合う美少女のヒロインの栗山未来が、血まみれにながら戦う姿が印象的なダークファンタジーアニメです。
『境界の彼方』の専門用語
- 妖夢(ようむ):
世界を徘徊する異形のもの。その姿は千差万別でどこからやってくるのかは不明。中には人を食料とする妖夢もいる。一般の人間には姿が見えない。 - 異界士(いかいし):
妖夢を討伐することを生業とする者たち。血統によって能力が引き継がれる。 - 異界士協会(いかいしきょうかい):
異界士達が所属する組織。協会に登録することで異界士として認められる。どういう意図で誰が設立したのかは不明。 - 妖夢石(ようむせき):
異界士が鑑定、換金用に使う石。妖夢を倒すことで現れる。 - 虚ろな影(うつろなかげ):
A級異界士を容易く一蹴するほどの強大な力に加えて実体を持たない妖夢のため、倒すことは困難。見た目は黒い霧だが、嵐を起こしたり人間に憑依する能力を持つ。栗山未来にとっては仇でもある。 - 半妖(はんよう):
人間と妖夢の間に生まれる稀有な存在と言われているが、あまりにも稀少なため、その存在について多くは知られていない。 - 名瀬家(なせけ):
檻を操る血統の一族。古くから長月周辺の土地を管理し守ってきた。 - 檻(おり):
名瀬一族血脈の能力。空間を切り取ることにより、防御と攻撃のどちらにも転用することができ、また、結界のようにある一部分だけ空間を切り取り、他のものの進入を阻むこともできる。 - ヤキイモ:
美月がこっそり飼っている妖夢。ふっくらしたお芋の様なその容姿から『ヤキイモ』と名付けられた。 - 長月市花野寺町(ながつきしはなのでらちょう):
秋人たちが住む町。
『境界の彼方』の主題歌
劇場版 境界の彼方-I’LL BE HERE-オリジナルサウンドトラック
オープニングテーマ
「境界の彼方」 / 茅原実里
作詞 畑亜貴 / 作曲・編曲 菊田大介
エンディングテーマ
「Daisy」
Created by STEREO DIVE FOUNDATION
イメージソング
「NO LINE」/ 茅原実里
作詞 畑亜貴 / 作曲・編曲 菊田大介
『境界の彼方』シリーズの関連作品
・劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 過去篇(2015年)
・劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 未来篇(2015年)
『劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 過去篇』(2015年)
出典:dアニメストア
テレビアニメを再構築してつくられた劇場版アニメ作品です。
運命的に出会った少年と少女の2人の出会いからの物語を振り返ることができます。
『劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 未来篇』(2015年)
出典:dアニメストア
テレビアニメシリーズから1年後の世界が舞台で、記憶を失った未来と、彼女の幸せを願う秋人のその後を描いた劇場版アニメ作品です。
絆と愛はどのような結末を迎えるのか・・・
『境界の彼方』を配信しているサービス
▼配信状況(「◎」:見放題で視聴できます /「¥」:レンタル料金を払って視聴できます /「×」:配信されていません )
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境界の彼方 | ◎ | × | ¥ | × | ¥ | × | × | × |
劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 未来篇 | ◎ | × | × | ◎ | ¥ | × | × | × |
劇場版 境界の彼方 -I’LL BE HERE- 未来篇 | ◎ | × | × | ◎ | ¥ | × | × | × |
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『境界の彼方』の感想
出典:no football no life @favorite things
第2回京都アニメーション大賞奨励賞を受賞した作品で、作画はさすが京アニと思えるクオリティで、OP、EDもいい感じでした。
バトルシーンも躍動感があり、見ごたえがあります。
しかし、ストーリーとしてはやや説明不足な点が多く、アニメの設定や登場キャラの背景などわからない部分が多かったです。
アニメオリジナルキャラもいて、ライトノベルとは少し異なるストーリーもあるようです。
1クール13話構成にするならば、あまり伏線を張り巡らせすぎて回収できないよりかは、ストーリーの本筋に集中すべきだったかなと思います。
ストーリーの途中で秋人のメガネフェチや未来の趣味の盆栽などのストーリーとは関係ない話の要素が多く、脱線気味に感じました。
そういったギャグ的な要素も悪くはないのですが、終盤にかけての物語の展開が急だなという感覚を受けました。
秋人と未来の関係性が序盤から終盤にかけていくにつれて、変わっていく点はよかったなと思うので、思い切って2クール放送にして、伏線をしっかりと回収していけばもっと面白いストーリーになったのではないかと思います。
出典:やらおん!
ヒロインの女の子・栗山未来はとてもメガネが似合う女の子で、ちょっと抜けた性格でわかりやすい素直な仕草をするところがとてもかわいかったという印象で、「けいおん」の平沢唯のようなふんわりした雰囲気がありました。
未来の口癖の「不愉快です…」は、観ていてまったく不愉快な気持ちになりませんでした(笑)
このキャラの良さがあったからこそ、最後まで多少ストーリーをカバーして観れるというのはあるかもしれないです。
日常系パートやバトルシーンはよかった分、全体の総評としては少し残念だったかなと思います。
京都アニメーションの他作品
- 『フルメタル・パニック』シリーズ(2003年、2005年)
- 『AIR』(2005年)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年、2009年)
- 『Kanon』(2006年)
- 『らき☆すた』(2007年)
- 『CLANNAD』シリーズ(2007年~2009年)
- 『空を見上げる少女の瞳に映る世界』(2009年)
- 『けいおん!』シリーズ(2009年、2010年)
- 『日常』(2011年)
- 『氷菓』(2012年)
- 『中二病でも恋がしたい!』シリーズ(2012年、2014年)
- 『たまこまーけっと』(2013年)
- 「Free!」シリーズ(2013年、2014年、2018年)
- 『境界の彼方』(2013年)
- 『甘城ブリリアントパーク』(2014年)
- 『響け! ユーフォニアム』シリーズ(2015年、2016年、2019年)
- 『無彩限のファントム・ワールド』(2016年)
- 『小林さんちのメイドラゴン』シリーズ(2017年、2021年)
- 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズ(2018年、2019年、2020年)
- 『ツルネ -風舞高校弓道部-』(2018年)
- 『バジャのスタジオ ~バジャのみた海~』(2020年)
京アニのおすすめ作品ランキングTOP10!歴代28作品から厳選▼
アイキャッチ画像参照元:アニメ壁紙.jp
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