シン・エヴァンゲリオン劇場版が公開され、設定が難解でたくさんの考察が飛び交っていますが「いったいどこでそうなった!」と思うことがたくさんあるかと思います。
これは新劇場版『破』~『Q』までの空白の14年間で何が起きたのか描写されていないためわかりづらくなっていることや、アダムスやリリスなどの設定がアニメ版と異なる点などがあげられます。
いろいろな考察をすることがエヴァの楽しみ方であると言えますが、個人的には時系列順に出来事が並べるとわかりやすかったので、今回まとめました。
ぜひ参考にしてくださいね。
これまでのエヴァンゲリオンについて
「新世紀エヴァンゲリオン」は、これまで長きに渡って愛されてきた歴史があり、「旧劇場版」と「新劇場版」の大きく2つにわけられます。
公開 |
タイトル |
1995~1996 | 新世紀エヴァンゲリオン(アニメ全26話) |
1997 | 「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」(旧劇場版) |
2007、2009、2012 | 「エヴァンゲリヲン新劇場版:序」「エヴァンゲリヲン新劇場版:破」「エヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 |
2021 | 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」 |
「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は、なんと9年ぶりの続編で、「やっと完結…!」という気持ちでいっぱいになった人も多くいたでしょう。
新劇場版は、「エヴァンゲリヲン新劇場版:序/破/Q」と「シン・エヴァンゲリオン劇場版」をあわせた4部作となっており、ポイントは旧劇場版のリメイク作品ではなく、リビルド作品ということです。
つまり、結末(正確には世界)が違うので、旧劇場版と新劇場版をあわせて視聴するのをおすすめです。
世界観を知り、リビルド作品との違いを見たいなら、公開順に観るのがオススメです。もちろん先に新劇場版を観たという人もあとから旧劇場版を観てもおもしろいですよ。
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時系列順のストーリー(アダムスの飛来~シン・エヴァまで)
アダムス飛来
生命体のいない地球に隕石が南極に墜落。
隕石から卵がでてきて、その中には白き月より生まれしアダムス、ロンギヌスの槍、裏死海文書が入っていた。
アダムスの目的は地球を支配するためで、アダムスは10数体の使徒を生み出す。
ファーストインパクト
再び地球に隕石が飛来し、ファーストインパクトが起こる。
隕石にのってきたのは黒き月より生まれ̪しリリス。
本来1つの星に2つの生命体が共存することはできず、隕石の衝突によってアダムスと使徒は活動停止する。
生命の誕生
リリスからL.C.Lとよばれる生命の源が流れ出し、多種多様な生命体をもたらす。
この1つが人間。
裏死海文書の発掘
1950年頃、裏死海文書が発掘され、アダムスの存在やロンギヌスの槍の使い方、アダムスと使徒が出会うとインパクトが起こり人類滅亡する運命を知る。
秘密結社ゼーレ発足
インパクトを阻止するため、ゼーレが発足される。
裏死海文書にかかれていた技術を広め、世界を裏から操る存在となる。
それからしばらく月日が流れた1999年、六分儀ゲンドウがゼーレに近づくため、ゼーレの優秀な職員・碇ユイと交際を開始する。
セカンドインパクト
翌年2000年、ゼーレは南極で白き月アダムスを発見。
アダムスと使徒が出会ってインパクトが起こるのを阻止するべく、ロンギヌスの槍でアダムスを卵の状態まで還元しようとするが、セカンドインパクトが起きてしまう。
その影響で南極大陸の氷がとけて赤い海となり、水位も上昇。
環境変化により日本は夏のみになり、世界では紛争なども起こり、人類の半数が滅亡する。
※新劇場版では、セカンドインパクトは4体のアダムスと4本のロンギヌスの槍が使われたと思われます。
アダムスの肉体と魂が分離
セカンドインパクトによりアダムスの肉体と魂が分離する。アダムスの魂には人間の体が与えられ、渚カヲルが誕生。
アダムスの肉体は胎児の姿になる。ゼーレが所有するが、のちにゼーレのスパイである加持リョウジが持ち出し、碇ゲンドウの手に渡る。
翌年2001年には、シンジやアスカなど後のチルドレンとよばれる子供たちも誕生する。
ゼーレが黒き月リリスを発見する
日本の箱根でリリスを発見する。
リリスはアダムスと同等の力をもつので、使徒と接触するとインパクトが起きてしまうので、箱根に使徒迎撃用専用都市第3新東京市を建設開始。
同時にネルフの前進となる「ゲヒルン」を組織する。
リリスの魂をとりだす
ゼーレは白き月リリスより魂をとりだし、その魂をもつ綾波レイを誕生させる。
碇ゲンドウはアダムス再生計画「E計画」を立案、これによりエヴァンゲリオンが生まれる。
アダムスのコピーによって造られたのがエヴァ零号機と弐号機。
リリスのコピーによって造られたのがエヴァ初号機。
アダムスの肉体のコピーなので、母親の魂をエヴァにいれ、子供がパイロットになることで動かせる(A10神経接続)。
エヴァ初号機の起動実験が失敗し、碇ユイの魂が初号機に取り込まれてしまう。
人類補完計画を提唱
碇ゲンドウはゼーレに人類補完計画を提唱し、ゼーレは承認する。
人類補完計画をの内容は、生命の実(永遠の命)をもつ使徒と知恵の実(知恵・技術力)をもつ人間を合わせ、単一の人間という最強の種へと進化すること。
知恵の実をもつ人間の魂をリリスの中に入れてアダムスと接触させインパクトを起こすと、人の身体を保つための心の壁ATフィールドが失われ、肉体がL.C.Lに還元、魂はリリスの卵に残し、人類の魂をまとめようとする。(※)
※人類は始祖であるリリスから生まれた種なので、進化をやり直すためには魂のつくられた場所であるリリスのガフの部屋に戻る必要がある。
普段はガフの部屋は閉じているので、魂が返るためにはガフの扉を開く必要があり、開けられるのは「リリス」か「リリスに等しいもの」。
一方、使徒とリリスが出会ってしまうとガフの扉は開かれず、行き場の失った人類の魂は消滅するため、滅亡する。
しかし、ゲンドウが描く真の人類補完計画の目的は、主導権をゲンドウが握って魂のまとめ役を行うことでゲンドウが神になり、最終的にはエヴァ初号機にとりこまれたユイの魂と一緒になることだった。
ネルフ結成
2010年、ゲヒルンの目的はアダムスから人の魂を宿したエヴァをつくることだったが、人類補完計画が提唱されたことによって、エヴァは使徒迎撃のための汎用ヒト型決戦兵器として開発することになった。
そのため、ゼーレはゲヒルンを解体し、特務機関ネルフを結成する。
2015年には使徒迎撃用専用都市第3新東京市が完成する。
碇シンジが第3新東京市へ
セカンドインパクトから15年後の2015年、赤い海は全世界に広がっていた。
碇シンジは父親の碇ゲンドウに第3新東京市に呼び出され、迎えにきた葛城ミサトと合流し、地下施設ジオフロントのネルフ本部に案内される。
そこで赤木リツコにエヴァ初号機を見せられる。
同時に第4の使徒が強襲してきて、シンジはネルフ最高司令でもある碇ゲンドウにエヴァに乗って迎撃するように命令される。
傷だらけの少女・綾波レイを目撃したこともあり、出撃を了承する。
初号機VS第4の使徒と暴走
出撃したシンジとエヴァ初号機だったが、第4の使徒にボコボコにされる。
しかし、その後エヴァ初号機が暴走して、第4の使徒を殲滅。
その後、シンジはミサトの家で一緒に住み、学校に通うことになったが、クラスになじめずにいた。
第5の使徒、第6の使徒襲来
学校で出会った鈴原トウジと相田ケンスケを緊急でエヴァコックピットにいれたこともあり、苦戦したが、第5の使徒を殲滅。
第6の使徒は、遠距離攻撃が可能な使徒のため、葛城ミサトは日本中の電力をポジトロンライフルに集めて攻撃する「ヤシマ作戦」を立案、実行。
第6使徒を倒す直前、ミサトはシンジをレベルトリプルEの施設に案内し、リリスとインパクトについて説明していた。(※)
※前作ではアダムと誤認していた
月で渚カヲルが目覚める
月に9つある棺の左から数えて5番目の棺で渚カヲルが目覚める。
「さあ約束の時だ、碇シンジ君。今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ」と話していることから、渚カヲルは何らかの方法で旧劇場版の記憶をひきついでいる可能性が高い。
※旧劇場版での量産型エヴァの数が9体(エントリープラグにはKAWORUの文字がある)
※新劇場版では、セカンドインパクトで4体の光の巨人アダムスが使われていて、5番目の棺でカヲルが目覚めるのもうなづける
また、月にはアダムスの肉体と思われる巨人がある。
第3の使徒殲滅&マリ登場
北極のネルフ基地ベタニアベースで第3の使徒が目覚め、エヴァ仮設5号機に搭乗したネルフユーロ支部所属の真希波・マリ・イラストリアスが迎撃し、殲滅。
一方、ネルフ主席監察官でもあった加持リョウジも日本に帰還する。
この第3使徒だが、ゼーレがマルデュック計画(使徒からエヴァを建造する計画)のための存在だったが、加持が何らかの方法で計画を頓挫させたため、眠っていた第3使徒が動き出したと考えられる。
第7の使徒襲来&アスカ登場
日本では第7の使徒が現れたが、来日中のエヴァ弐号機にのった式波・アスカ・ラングレーによって殲滅。
同時期に加持リョウジも日本に戻ってくる。
加持は碇ゲンドウに人類補完の扉を開く「ネブガドネザルの鍵」を持ち帰ってきている。
おそらくこの鍵はガフの扉をひらくためのものであると思われる。
月面基地でMark.06を確認
碇ゲンドウと冬月コウゾウはゼーレの月面基地タブハベースに向かいMark.06を確認。
Mark.06は月にあったアダムスの肉体を使って造られているため、生命の実を宿していると思われる。
第8の使徒襲来
シンジ、アスカ、レイの初号機、弐号機、零号機で迎撃し、殲滅。
この頃からレイはシンジに好意を寄せている。
シンジとゲンドウの仲を持とうとするレイは、食事会をゲンドウに提案し、ゲンドウもそれを承諾する。(ここも新劇場版ならではの描写)
マリが日本に潜入
マリがパラシュートで日本に潜入する。
シンジに衝突するのだが、このときカセットテープの話数が進むことは有名。(新しい未来に進みだしたことを暗示していると予想)
北米で4号機消滅&3号機日本に移送
北米のネルフ第2支部でエヴァ4号機が大爆発し、消滅。
その影響で北米のエヴァ3号機が日本に移送される。
バチカン条約により、1国がもてるエヴァの数が3機までなので、エヴァ弐号機が凍結される。(おそらくアダムスが4体集まるとインパクトが起きる可能性があるため各国3機までなら所有していいという内容になっている)
3号機起動実験をアスカが搭乗して行うことになるが、侵食型の第9の使徒が制御をのっとる。ゲンドウにより初号機で迎撃しに行ったシンジだが、アスカがのってることを感づき、迎撃を拒否。
ゲンドウはシンジに変わってダミープラグによる制御に切り替え、第9の使徒を殲滅。
このとき初号機はアスカがのるエントリープラグをかみ砕く。
シンジはこの出来事にあと、ネルフから去る。
第10の使徒襲来
第10の使徒が襲来し、凍結されていた弐号機が出撃する。
これには潜入したマリが搭乗しており、裏コード、ザ・ビーストを発動して臨戦するも第10の使徒の殲滅には至らず、弐号機はシンジのいるシェルターまで吹っ飛ぶ。
爆弾を抱えた綾波レイののる零号機も第10の使徒につっこみ自爆するが、第10の使徒も零号機も大破せず、その場に残ったままだった。
その後、吹っ飛んだ弐号機から出たマリはシェルターで再開したシンジの手を引っ張り、戦場の光景を見ると同時に第10の使徒が零号機を捕食するのを目にする。
このとき、第10の使徒は識別信号が零号機となる。
初号機にシンジが再び乗る決意
シンジは再び初号機に乗ることを決意。
ジオフロントには零号機を捕食した第10の使徒が侵入していたが、間一髪のところでシンジののる初号機が駆け付け、地上に追い返す。
ここで初号機が活動限界を迎えるのだが、初号機はシンジの想いに共鳴し、疑似シン化第1覚醒形態=神に近い存在となり、第10使徒を圧倒。
使徒のコアに取り込まれた綾波をシンジは引き戻すと同時に、初号機は疑似シン化第2覚醒形態になり、ガフの扉が開かれる。
※初号機はリリスの肉体をもち、かつ、リリスの魂をもつ綾波を吸収した第10の使徒を捕食したためガフの扉が開いたと思われる。
ニアサードインパクト
初号機がリリスと等しい存在になり、第10の使徒と接触したため、サードインパクトが起きそうになる。
しかし、月から現れたMark.06にのるカヲルがカシウスの槍を初号機に突き刺すことで、サードインパクトは不発に終わる。このことをニアサードインパクトと呼ぶ。
これはゲンドウの狙い通りで、カシウスの槍をぬくだけでサードインパクトを引き起こせる状況にした。
初号機凍結
ネルフのもつ使徒封印呪詛文様によって凍結され、地下に閉じ込める。
このとき、リリスの魂とシンジはL.C.Lに溶けている。
国連軍がネルフ強襲
ネルフによって人類が滅亡しそうになったことを引き金に、ゼーレが国連軍が動かし、ネルフを強襲する。
ネルフ職員は幽閉されるが、碇ゲンドウ、冬月コウゾウは逃亡。
このとき渚カヲルを新ネルフの司令になったと思われる。(加持さんが渚司令と呼ぶシーンあり)
加持リョウジが人類補完計画を世界に公表
加持リョウジが人類補完計画の内容を公表することで、ゼーレ、碇ゲンドウ、冬月コウゾウ以外のネルフ関係職員の無実が証明される。
加持リョウジが暗躍
渚カヲルが加持に自分の正体の秘密を明かし、加持と親密な関係になる。
おそらく加持はこのとき、ヴンダーの情報やヴィレ発足のために暗躍した。
エヴァ8号機完成&マリの暗躍
エヴァ8号機が完成し、マリが暗躍。
冬月とエヴァ10,11,12号機の譲渡密約を結んだと思われる。
このとき、マリは冬月から「イスカリオテのマリア」と呼ばれている。
加持リョウジが戦艦ヴンダーを奪取
新ネルフで建造中だった4つの戦艦のうちの1つ、AAAヴンダーを強奪し、ヴィレ旗艦となる。
加持は多重スパイだったので、補完計画の阻止が無理なことを悟り、多種多様な生命体を避難させる方向にシフトしていくが、ミサトはネルフ殲滅のために利用することになる。
ヴィレ発足
ネルフの目的である人類補完計画を止めるため、加持リョウジや葛城ミサトによって新ネルフ対抗組織「ヴィレ」が発足する。
アスカ、マリがヴィレに加入
第9の使徒に取り込まれていたアスカをサルベージし、マリも仲間に加える。
アスカの左目の眼帯に使徒封印呪詛文様が刻まれてることから、アスカの身体は使徒に侵食されていると思われる。
碇ゲンドウと冬月コウゾウがネルフ帰還
この頃、碇ゲンドウと冬月コウゾウがネルフに戻ってきて、ネルフ司令に復帰し、渚はそのままネルフ所属となる。
サードインパクト
爆心地はセントラルドグマ。大量の頭蓋骨はこのサードインパクトにより生み出されたものと思われる。
サードインパクトの目的は大地の浄化で、地上からすべての生命を消すこと。
このサードインパクトにより人類は次々とインフィニティ化していく。
しかし、加持リョウジが何らかの方法でサードインパクトを止めるが加持自身は死亡。ミサトとの間には子供ができていた。
加持は死ぬ直前に、ミサトにミサトの父が人類補完計画の立案者であることを教える。
エヴァMark.04やネーメズィスシリーズを生産
ゼーレ/ネルフがエヴァと使徒の融合したものを作り出し、ネルフの兵器として量産。
初号機の宇宙封印
ゲンドウは、初号機やシンジが必要になるのはもっと後になると考え、また、ユイの魂も初号機の中に溶けているので、手の出しにくい宇宙に打ち上げて封印した。
クレーディト結成
ヴィレが下部組織としてクレーディトを結成する。
加持が止めたサードインパクトの生還者を支援している。
第三村には医者となった鈴原トウジや委員長、相田ケンスケなどが住んでいる。
葛城ミサトが出産、ヴィレの最高司令となる決意
ミサトが加持リョウジとの子供を産むが、母親としての気持ちにも揺れるが、贖罪や義務感でヴィレ司令となることを決意。
名付けた名前は「かじりょうじ」、、、。
ヴィレ、初号機を宇宙から回収
アスカのエヴァ改弐号機とマリの8号機は宇宙に打ち上げられた初号機を回収するUS作戦を決行。Mark.04コード4A,4Bと戦闘。
これはAAAヴンダーの主機動力とするため。
その後、初号機の中からシンジをサルベージされ、シンジはエヴァ覚醒時に爆発するDSSチョーカーを装着される。
エヴァMark.04襲来&ヴンダー発進
エヴァMark.04が襲来し、海上戦が不利と考えたミサトは、空中戦に持ち込むために、エヴァ初号機を主機としヴンダーを発進、殲滅する。
エヴァMark.09襲来&シンジはネルフへ
エヴァMark.09はアダムスの器とよばれており、使徒のコアでできているため、頭部が欠損しても動ける。
レイの声が聞こえたシンジはついてき、新ネルフ本部にいく。
Qで登場する綾波レイは6thだと思われる。
シンジがサードインパクトの事実を知る
カヲルと親しくなっていくが、ネルフで支給された服に鈴原トウジの名前があることに気づき、眠っていた14年間で何が起きたのかをカヲルに聞く。
初号機が覚醒したことでガフの部屋を開き、それがサードインパクトのトリガーになっていたことを知り、シンジは衝撃を受ける。
エヴァ13号機でセントラルドグマに突入
DSSチョーカーをカヲルがシンジから引継ぎ、エヴァの覚醒リスクを引き受ける。シンジはエヴァに乗る決意を固める。
このとき、ドグマの地下でカシウスの槍とロンギヌスの槍があれば、ネルフがフォースインパクトを起こせず、また世界の修復が行えると思っていた。
シンジは世界修復を、カヲルはシンジの幸せを、ゼーレはカヲルをトリガーにフォースインパクトを起こし、人類補完計画を進めるというそれぞれの目的がある。
一方、ゲンドウはゼーレが引き起こすフォースインパクトを止めるためにカヲルがゼーレを裏切ることを見越して、カヲルを排除するとともに、13号機覚醒とネブガドネザルの鍵を用いて、自分でフォースインパクトを起こしユイと一緒になろうとしている。
カヲルが第13番目の使徒に堕とされ、フォースインパクト発生
ゲンドウはユイの魂が宿ったエヴァ初号機を殲滅したくなかったため、アダムスの魂を宿した第1使徒のカヲルを第13使徒に堕とそうとした。
第12使徒を第13号機で殲滅。
第13号機はアダムスベースで作られており、アダムスの魂が宿るカヲルを取り込んでいることでアダムスとして扱われており、第12使徒と出会ったことでカヲルをトリガーにフォースインパクトが始まる。
これを止めようとするミサト率いるヴンダーだったが、Mark.09がヴンダーの制御の奪取をはかる。(Mark.09はアダムスベースのため、本来の主機となりうる存在)
これをコードトリプルセブンで改弐号機獣化形態で迎え撃ち、自爆して殲滅。アスカと黒スーツ綾波は脱出。
カヲルはDSSチョーカーを発動させ、ガフの扉を閉めようとするがフォースインパクトは止まらない。
これはシンジがフォースインパクトの保険となっていたせいで、マリの八号機がシンジのエントリープラグを強制射出することでフォースインパクトは止まる。
(フォースインパクトの目的は魂の浄化)
3人が合流する
射出されたシンジはアスカの黒スーツ綾波と合流し、相田ケンスケに拾われ、第3村に向かうことになる。
以降、シン・エヴァンゲリオン劇場版に続いていく。
シン・エヴァンゲリオン劇場版作品情報
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』
・西暦2021年3月8日(月)公開
・上映時間:2時間35分
・企画・原作・脚本・総監督:庵野秀明
・監督:鶴巻和哉、中山勝一、前田真宏
・テーマソング:「One Last Kiss」宇多田ヒカル(ソニー・ミュージックレーベルズ)
・音楽:鷺巣詩郎
・制作:スタジオカラー
・配給:東宝、東映、カラー
エヴァンゲリオンは、アニメ版『新世紀エヴァンゲリオン』から観て、繋がりを理解できるとさらに楽しめると思います。
繰り返し観ても学び、気づきの満載です。
まとめ
ヱヴァンゲリヲン『序』『破』『Q』と『破~Qの空白の14年間』の出来事を時系列順に並べてみましたがいかがでしたでしょうか?
やっぱりめちゃくちゃシナリオが練られているアニメだなと感じます。
まだ新劇場版やシン・エヴァンゲリオン劇場版を観ていない方は、ぜひ観てほしいなと思います。
本記事は、一部個人的な見解・考察もありますが、そこはご了承ください。
画像参照元:エヴァンゲリオン公式サイト https://www.evangelion.co.jp/
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