2006年、2009年に放送されたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』。
京都アニメーションの代表作の1つで、ここでは『涼宮ハルヒの憂鬱』の概要、登場人物、声優、スタッフについて詳しく紹介していきます。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の作品概要
出典:NeoApo(ネオアポ)
「この中に宇宙人、未来人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上!」
入学早々、時を止めるような挨拶をした涼宮ハルヒに対して「そんなSF小説じゃあるまいし…」と、誰しもが思っていたが、ハルヒは心の底から真剣でした。
ごく普通の男子高校生の主人公・キョンの日常は、涼宮ハルヒとの出会いよって、目まぐるしく変化し、非日常的な日常が展開していく物語です。
2006年放送当時に深夜放送アニメながら爆発的な人気を誇り、2009年に新作部分を含めて話数を拡大したものが第2期という形で放送されました。
深夜アニメながらたくさんのファンに愛され、京アニの名を広く知らしめることになった代表作です。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の登場人物・声優
キョン(CV:杉田智和)
出典: TiPS
本作の主人公で、県立北高校の男子生徒でアニメの語り手でツッコミ役。
本人は「キョン」というあだ名で呼ばれることを快く思っていない。
子供の頃に宇宙人や未来人、幽霊などのような非日常の存在に憧れていたが、中学を卒業する頃には信じなくなっていた。
しかし涼宮ハルヒと出会ったことをきっかけに、本当に宇宙人、未来人、超能力者と出会うことになり、非日常的な出来事に巻き込まれ続けている。
SOS団の中では、唯一何の能力も持たない普通の人間である。
涼宮ハルヒ(すずみやはるひ / CV:平野綾)
出典:dアニメストア
本作のヒロイン。
容姿端麗・運動神経抜群・成績優秀なため、黙っていればかなりハイスペックの美少女。料理や楽器演奏、歌唱力など才能は多岐にわたる。
しかし変わり映えのない日常に飽き飽きしており、宇宙人・未来人・超能力者などの非日常を探し求めるような言動をすることから校内では知らない人はいないほど変わり者と知れ渡っている。
様々な不思議な現象を引き起こすトリガー的存在だが、本人は自覚がないので、非日常の体験を本人自身がすることはない。
己の目的のためには手段を選ばず、恐喝、強奪の行為に及ぶこともしばしばで、自分の都合のいい言葉しか耳に入らない。性格を表すならば、唯我独尊、傍若無人、猪突猛進。
朝比奈みくる(あさひなみくる / CV:後藤邑子)
出典:Netflix
キョンとハルヒの1個上の先輩。
ロリで巨乳で、萌えマスコット的存在としてSOS団に無理やり加えられる。
ハルヒにメイドやバニーガールなどのコスプレをさせられており、常にハルヒに振り回されている。
しかしその正体は、ハルヒのことを監視するために、未来からきた未来人。
ただ、研修生以下の見習いのためほとんど権限がなく、未来の情報について話せないことも多く、キョンに未来のことを質問されても「禁則事項です。」と答えることが多い。
長門や古泉のような特殊能力をもっているわけでなく、限定的な時空移動しかできないので、能力はほとんど普通の人間と変わらない。
長門有希(ながとゆき / CV:茅原実里)
出典:Anipedia | Fandom
北高校唯一の文芸部員だったが、ハルヒによって文芸部室を乗っ取られたのと同時に、SOS団に加えられた無口の女子生徒。
口数が少なく、感情・表情の変化も乏しい。知識欲や食欲は旺盛で、読書が趣味。
その正体は、情報統合思念体によって造られた、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースであり、簡単に言うと宇宙人。
キョンたち一般人類は有機生命体に分類され、長門は情報生命体に分類される。
情報統合思念体の中にはいくつか派閥があり、主流派に属している。
環境構築や情報操作を得意としており、普段の動作はゆっくりとしているが、いざというときはレーザー光線にも反応するほどの常識の範疇を超える運動能力をもつ。
SOS団の中でも飛びぬけた万能タイプで、キョンは彼女を「影の実力者」と呼ぶ。
古泉一樹(こいずみいつき / CV:小野大輔)
出典:アニメ名言ライブラリー
高校1年の5月に転校してきた、キョンとハルヒの同級生。
ハルヒに謎の転校生としてSOS団に加えられ、途中入団ながら副団長を任命される。
普段から物腰が柔らかく温和な性格をしており、同級生に対しても敬語で対応する。
その正体は、3年前にハルヒの能力によって突然能力が覚醒した超能力者。
ハルヒの精神状態が不安定になることが原因で発生する「閉鎖空間」へ自由に出入りし、その中で破壊活動を行う「神人」を撃退する力をもつ。
異空間においては、超能力を発揮できるが、普段は普通の人間と変わらない。
朝倉涼子(あさくらりょうこ / CV:桑谷夏子)
出典:atwiki(アットウィキ)
キョンとハルヒの同級生。
美人で人当たりが良く、男女問わず人気の高い学級委員長。
その正体は長門有希と同じ、情報統合思念体によって造られた対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースであり、長門のバックアップとして派遣されていた。朝倉涼子は急進派に属している。
長門と同様に情報操作能力をもつ。
ある日、なかなか変化のみられないハルヒに対し業を煮やした朝倉は、ハルヒに大きな刺激を与えるため、ハルヒにとって大切な存在であるキョンの殺害を企てようとするなど、物語が進むうえでのキーマンの1人である。
鶴屋さん(つるやさん / CV:松岡由貴)
出典:Likiroku
朝比奈みくるの親友で、キョンやハルヒの1個上の先輩。
日本庭園付きの大豪邸に住むお嬢様。「にょろ」という個性的な言い回しをする。
ノリがよくて明るい性格で、ハルヒにSOS団名誉顧問に任命されている。
実家は古泉の所属する「機関」の間接的なスポンサーの1つであり、鶴屋家と機関の間には相互不可侵の取り決めがされている。
キョンの妹(CV:あおきさやか)
出典:おしキャラっ
小学5年生のキョンの妹。
キョン曰く「小学5年生にしては幼い容姿をしている」そうで、兄であるキョンのことを、「キョンくん」と呼んでおり、そのあだ名が定着する一因にもなった。
小学5年生にしては幼く、キョン曰く「いまだに小学校低学年にみられることがある。」とのこと。
ピーマンが嫌いであったり、サンタクロースのことをいまだに信じていたりなどの内面もうかがえる。
喜緑江美里(きみどりえみり / CV:白鳥由里)
出典:atwiki(アットウィキ)
朝比奈みくるの隣のクラスに所属する2年生の女子生徒。
生徒会役員で、執行部筆頭と書記を兼任している。
コンピュータ研究部の部長の彼女であり、SOS団にその彼が行方不明になったということで捜索を依頼した「悩み相談者第1号」でもある。
外見はおとなしく清楚な感じで、物腰は常に柔らかく丁寧。
その正体は、長門や朝倉と同じ対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースである。
谷口(たにぐち / CV:白石稔)
出典:ランこれ
キョンの悪友で、成績はキョンと共に赤点ギリギリ。
明るく能天気な性格で、女子生徒を勝手にランク付けしたりしてプレイボーイを気取っているが、ハルヒやキョンからは「あほの谷口」と呼ばれている。
SOS団の一員ではないが、イベントごとにSOS団に駆り出されており、嫌々ながらもきっちり参加していて実は楽しんでいる様子。
国木田(くにきだ / CV:松元恵)
出典:ランこれ
キョンの中学からの友人である。
性格は温厚で、成績も優秀だが、どこか飄々としている。
SOS団の一員ではないが、イベントに駆り出され、谷口とは違って、協力的な姿勢で活動に参加している。
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『涼宮ハルヒの憂鬱』の制作スタッフ(2009年版)
- 原作・構成協力 – 谷川流
- 原作イラスト・キャラクター原案 – いとうのいぢ
- 団長代理(総監督) – 石原立也
- 団長補佐(監督) – 武本康弘
- 団長 – 涼宮ハルヒ
- キャラクターデザイン – 池田晶子
- 総作画監督 – 西屋太志
- 美術監督 – 田村せいき
- 色彩設計 – 石田奈央美
- 撮影監督 – 中上竜太
- 編集 – 重村建吾
- 音響監督 – 鶴岡陽太
- 音楽 – 神前暁
- プロデューサー – 伊藤敦、八田英明
- アニメーションプロデューサー – 山口真由美
- アニメーション制作 – 京都アニメーション
『涼宮ハルヒの憂鬱』のあらすじはこちら:http://www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/
アイキャッチ画像参照元:アニメ広場
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